ホールカップの大きさって、どうやって決めたのでしょう?
日頃見慣れているホールカップ、その大きさはどうやって決めたの?
ゴルフ場のグリーンに絶対欠かせないもの・・・・、そうですホールカップですがこの大きさって、どのようにして決められたのでしょうか?ホールカップの大きさは万国共通で、世界中どこのゴルフ場でもその直径は108mmとなっています。
当初、ゴルフ場のホールカップはグリーンキーパーがシャベルで適当な大きさに掘り、そこに鉄製の棒を差し込んだだけの簡単なものでした。
その上当時は今で言う所のティーが無かった為、ホールアウトしてボールを拾い上げる時に、次のティーイング・グラウンドでティーアップするための土をホールカップ穴の底から取って持って行っていたのだそうです。その為ただでさえ大きさがまちまちであったホールカップの穴は、日が経つにつれだんだん崩れて大きくなっていくことなっていたそうです。
この崩れてしまうホールに困ったセンドアンドリュースの管理者トム・モリスSr.は、近くの水道工事の現場に転がっていた土管の切れ端を持ってきて、それを埋める事でホールカップの崩れを防ぐことに成功したのです。
この時の土管の直径が108mmだったのです。そうしてこれが今でもホールカップの基準となっているのです。
土管で底が無かったら、カップインしても今の「カッコーン」と言う音は聞こえなかったのでしょうね、あの音が聞こえないとちょっと寂しい気がします。
関連記事
この記事を読んだ方へおすすめの記事はこちら