ゴルフにおけるスポーツ心理学 1(改訂版)心理的要因が与える影響

なんか堅苦しいタイトルですよね。 たいした事ではありませんので気軽に読み飛ばして下さって結講ですよ。

スポーツ心理学」以前に一度記事として掲載した事があるのですが、アドレスルーティーンについての記載の中でイメージについての部分があったので、改めて推敲を重ね「改訂版+α」として記載してみました。

心理的要因がスポーツ(特にゴルフ)に与える影響

調子の良い日と悪い日、その日の体調や ゴルフの実力とは 関係なくというか、逆にかなり体調や実力とは反対の結果だったり、 不思議にさえ思われる 結果になることがありますよね。普段なら こんな失敗はしないのに 何故 今日は?と思う日があったかと思うと、体調不良であるにも関わらず、今日は やる事なす事が上手く行って、ベスト・スコアを更新だ という日もあるでしょう。

ただ、「何故そうしたことが起きるのかは 良く分からない。」ってことありますよね。

気になって深〜く原因を探ってみると、不安や ちょっとした 違和感が、 プレーとその結果に大きなマイナスの影響を及ぼしていることは 誰もが 気付いていることではないでしょうか。そして、その一方で 自信に溢れている時や無欲・無心でプレーが出来た時は、 それが結果に大きなプラスの影響を及ぼしていることも 、皆さん良〜く知っているはずですよね。

しかし、このような不安や違和感と どのように向き合って対処したら良いのか?、また、どんな準備をしてどのような考え方をすれば、無心でプレーが出来るのか?ということについて 理解している人は少ないのではないでしょうか?。もちろん私もよく判ってはいないのですが・・・・・・。

ともあれ、どの程度 そうしたことが上手くできるかと言うことは別にしても、まずは、そのメカニズムについて理解する必要があるでしょう。そこで「スポーツ心理学」の出番となる訳です。

不安や違和感が生じている時の心理的分析をしてみると・・・。

スポーツ心理学において、上記のような状態の時に人はどんな心理状態にあって、その結果どのような状況になっているのか?について分析をしています。

それによると、「不安な時は その不安な要素が気になってプレーに集中できないけれど、逆に、自信のある時や無心な時は プレーに集中できていると思われます。となると、プレーに集中できなければ 、良い結果が出る確率は低くなる」ということのようです。なんだか当たり前すぎて、気が抜けてしまいそうですね。

池を目の前にすれば そこにボールが入ることばかりを考えたり、短いパットを 打つ前には 必ず 外す心配をしてしまう。場合によっては、恐怖心さえ持つ人も少なくないとのことらしいですね。これは、人間の防衛本能から生まれるごく一般的な思考や行動パターンですが、このような事に集中力を乱されていたりしていたのでは、好ましい結果を生むことはとても難しくなってしまいます。

ということで、どんな場合でも精神的に強くなり、プレーへの集中力を高めることが出来れば 、ゴルフのスコアも良くなるのは当然ということで 、他のスポーツ同様 ゴルフでも強くなる為の一つのテクニックとして、「スポーツ心理学」が 注目されているって理由です。

では、どのように心理学をスポーツ(特にゴルフ)に利用すればよいのか?

そこで、スポーツ心理学で 精神的な強さを保持し、成果を出すために重要だと言われている「4つの C」について説明してみますね。 又聞きですし専門家ではありませんので、概要・概略程度に考えてください。

① CONCENTRATION(集中) ② CONFIDENCE(自信) ③ CONTROL(制御・自制)

④ COMMITMENT(傾倒)

以上の「4つのC」なのですが、長くなりましたので続きは次回という事で・・・・・。