「１ホールでの公式ワースト記録」って！？

皆さんご自分のラウンド平均記録はどれくらいですか？　・・・・フムフムそうですか。色々なスコアーがあると思います。

それでは、これまでのワースト記録は？　ちなみに管理人は、ゴルフを始めたばかりの頃の最初の本コースデビュースコアーが、１５６でしたかね。そりゃ〜ヒドイものでした。

それでは、公式大会でのワースト記録はどれくらいなのか？　調べてみたのですが、１８H（1ラウンド）分のワースト記録って判りませんでした。ですが、「１Hの公式ワースト記録」っていうのがありました。

「ワースト記録なら自信があるよ」という人は結講いらっしゃると思いますが、さすがに公式記録に残っている「166」という数字にはびっくりされると思います。 誤解しないで下さいね、これは１８Hの記録ではなく「１Hの公式記録」なのです。

記録されたのは？

この記録は、1912年のアメリカ:デラウェア州で開かれた大会(ショーニーインビテーショナルレディスの予選)で、本当に記録された１Hの公式記録なんです。それではなぜこのような数字が記録されたのか？。 事の始まりは、16番　106y  Par 3。ここで、ある選手がティーショットをコース内にある川に打ち込んでしまったのです。この選手何を思ったのか、アンプレアブル（又はロスとボール）宣言をしたくなかったのか？はたまた知らなかったのか？（公式の大会ですから、知らなかったってことはまず無いと思いますが・・・） ご丁寧にも、そこから夫（キャディー）とともにボートに乗り、そのボールを追いかけて行ったんだそうです。

そしてようやくボールを見つけたのは、なんと2キロ以上も下流。そこからボールを岸にあげた彼女は、森のなかでプレーを続行しながら、ゴルフ場へ帰ってきたのだそうです。ホールアウトしたときには「166」というストローク数になっていたそうで、ちゃんと記録していたっていうのもすごいのですが、真面目というか執念深いというか何が彼女をそうさせたのでしょうかね？。

ちなみに「史上最悪の女性ゴルファー」としても記録に残されているそうです。終了を待っていた他のゴルファーにしてみれば「こんなに時間をかけてまで、一体何やってるの！？」って事でしょうね。

しかも、Par５のロングホールの記録ではなくて、１０６y  Par３のホールでの記録ですよ。ロングホールならばOBを連発したりとか、深ーいブッシュに嵌ってしまって出すのに何打も掛かってしまったとか、そんな最悪の幾つかの偶然がたまたま重なって出来た記録ではなくて、Par３での記録っていうのもなんか不思議な気がします。

「ボールはあるがままに打て・・・」とは言いますが、そんなに生真面目に守らなくても良いのに・・・・・。まさにゴルフならではの笑える？（管理人はちょっと怖い気がしますが・・・。）エピソードですね。

公式記録に残っているという事は、そのまま「１６６」を記載してスコアーカードを提出したって事なのでしょうね。

受け付けた方も、さぞびっくりされた事でしょうね。