さて、今日は「クラブハウス　（Club House）」についてです。何をいまさら・・・・・、とは思わないでくださいね。もちろん、皆さん良くご存じの意味ですし、その辺については省かせていただきたいと思います。

一応辞書で調べてみますと以下のような記載が出てきます。

「スポーツや娯楽などのクラブで、会員の為の諸設備がある建物」

ゴルフでいえば、ゴルフコース内にあってゴルフライフの中心となる建物とでも言いましょうかね。まぁ、当たり前というか、そのまんまですよね。

では、クラブハウスの何について記載すれば・・・・・・・・・？ということで、今回はどちらかと言えばゴルフ用語というより、トリビア的な内容で記載したいと思います。

ゴルフ史上最初のクラブハウスは、1768年にエジンバラの「オナラブル・カンパニー」がリースというところに建てたものが最初のようです。セントアンドリュースではクラブの設立から86年後の1840年に建設されました。これはイギリス国王のウイリアム４世がセントアンドリュースに対して「ザ・ロイヤル・エンシェント・ゴルフ・クラブ（R&A）」という名前とイギリス全土のゴルフクラブを統括し、ルールを制定する権限を与えられたのがそのきっかけとなったものです。

それでは上記のようにクラブの設立から長い間クラブハウスがなかった時代があったことになるのですが、クラブ会員達はどのように過ごしていたんでしょうか？クラブハウスも無しにですよ。実のところイングランドでもスコットランドにしてもコースの近くの居酒屋や旅籠でその集まりを楽しんでいたという事です。

我国においては、1914年（大正3年）に大正天皇の即位を記念して開催された、大正博覧会の迎賓館の払い下げを受けて駒沢に移築された東京ゴルフ倶楽部により建てられたものが最初となります。

ということで、ちょっとしたトリビアでしたが、如何でしたでしょうか？