ゴルフのトリビア 練習場シングルは何故起こるのでしょうか? その弐

前回からの続きです。

ゴルフ場の設計者の罠に嵌っているのか?それとも単にメンタルが弱いだけでしょうか?それともこれらの相乗効果によるものか?

どちらも当っていると思われます。

ですが一番気にしたいことは、コースでは練習場よりもその運動量が増えることがその原因だと云われていることです。練習場での気軽な環境と違い、本番のコースではより飛ばしたい、より正確に狙いたい等といった意識がより強く働き、知らず知らずのうちにエネルギーの大量消費につながっているというのです。

そうなると自分では思ってもいないような力が入り、意識と体の反応(運動)とのズレが生じます。そうしてギクシャクした動きとなって練習場では起こらないようなミスを犯してしまうというのが事の真相のようです。

力の入り過ぎが招く症状であることを思い出して、リラックスするように心がけましょう。このことを自覚しているのといないのとでは大きな差になります。

あと、思いがけないミスをした時の対処の仕方でその後のプレーに大きな影響を与えますので、メンタルの対処法を頭に入れておきましょう。特に大勢に囲まれたスタート時のミスなどはとても恥ずかしいですし、放おって於けば大崩の始まりになったりします。

これを防ぐには、ミスを受け入れて割り切ることです。いつまでも引きずらないことが肝要ですよ。「いつもでるミスの一つがはじめに出ただけ、このミスは忘れて次からに集中しよう!」と思えれば大丈夫です。

ミスをしたことは取り返せませんし、何時まで引きずっても良いことは何一つありません。特にミスを引きずってスイングが小さくなったり、当てに行ったりするとどんどん深みに嵌っていきますので、注意しましょう。しっかり振ることに集中すれば、練習場でのいつものショットが蘇りますから。

くれぐれも注意しておきますがボールに当てに行くことだけはやめましょう。力を入れずにしっかり振り切れば大丈夫ですよ。