第45回 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 有村 知恵 プロ 優勝!!
LPGA公式戦第3戦『第45回 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』滋賀県甲賀市のタラオカントリークラブ 西コース(6,670Yards,Par72)最終日の上位・熊本県出身プロの結果
やった~~!! 有村 智恵 プロ、メジャー初制覇です!
天候:晴れ、気温:29.1℃、風速:2.7m。晴空の下で行われた最終日。優勝争いは前日首位の有村 智恵 プロ、2位の吉田 弓美子 プロ、そしてこの日猛チャージをかけたパク・インビ プロの3名に絞られたのですが、有村 智恵 プロが粘り強いプレーで後続の追撃をなんとか振り切り、通算13アンダーで悲願の公式戦初優勝。ツアー通算13勝目を飾りました。1打差の2位に最終日猛追を見せたパク・インビ プロ、2打差の3位には有村 智恵 プロ と同級生の吉田 弓美子 プロが入りました。
終了後の優勝インタビューでは、「やっと今、実感が湧いてきたというか、勝ったんだなと、ホッとした気持ちと4日間厳しい戦いが終わった開放感とで、とにかく幸せです」と欲しかった4日間競技のタイトル、そして選手権というビッグタイトルを手にした有村 知恵 プロでした。「この4日間は思い出せないくらい、その場その場で出し尽くしました。メジャーの最終日、最終組の最終ホールでギャラリーの方がこんなにたくさん来てくださっていて、この光景を心に刻んでおきたい、見ておきたいと思いました」との応答、その他今大会最終日家族の観戦についても触れ、昨年の怪我以降周りの多くの人たちに心配・ご迷惑をかけ落ち込んでいた時に家族の支えがあって頑張ってこれた旨、涙をこらえながら周囲への感謝の言葉があり、その中でも特に家族への「ありがとう!!」の言葉が印象的でした。
15番ホールでは、完璧に思えたティーショットが不運にも二段にわかれたフェアーウェイの中程の段差部分のラフに捕まりつま先上がりの左足下がりという難しいショットを打つはめに陥りましたが、見事にパーをセーブ、耐えきりました。ここで落とさなかったことが大きかったような気がしました。
ともあれ、有村 智恵 プロ、「優勝おめでとう!」今後のさらなる活躍を期待しています。
その他の熊本県出身プロの成績は、特に! 笠 りつ子 プロ、最終日3つスコアーを伸ばして4位タイ(-8)と大健闘でした。このところあまり上位に入っていなかったのですが、今大会は粘り強く、精神的にもタフになった感じで最終日を終えました。終了後のインタビューでも、「最後のバーディーは155ヤードのセカンドショットを7番アイアンで打って、4メートルのスライスラインのバーディーパットでした。上位は一打一打が大きいし、一つでも上に行きたかったので、優勝争いには加われなかったけど最後いい形で終われました。このタフな中で調子も上がってきたし、来週につながるゴルフができました。今週いい感じの流れでできたので、このまま調子を上げていければ自分のものになると思います。」との応えで調子が上向きなことが感じられましたね。
あとは、17位タイ(-2)に不動 裕理 プロ、19位タイ(-1)グループに、一ノ瀬 優希 プロ・井芹 美穂子 プロの二人、35位タイ(+2)に大山 志保 プロといった成績でした。
関連記事
この記事を読んだ方へおすすめの記事はこちら