ハンディキャップって?

ハンディーキャップ、いくつですか?

皆さん、ハンディはいくつですか? もちろんゴルフのですよ。いやいや別にご覧になっている読者と「握ろう」って訳ではありませんよ。ゴルファーの挨拶みたいなものですよね。(笑)

管理人も「早くシングルになれたらいいな~」と思ってはいるのですが・・・・・。

老若男女、その技術レベルを問わずに、一緒にプレーできるのがゴルフの魅力の一つです。他のスポーツにはあまりみられないこの「ハンディキャップ」という制度があることによって、上級者と初心者、プロとアマチュアでも、互いに「本気で戦う」ことができますよね。

ところでこの「ハンディ」、正確には「ハンディキャップ」ですが、いつ頃からゴルフで使われるようになったのでしょうか?・・・・調べてみましたよ。

ハンディキャップの語源は・・・・。

ハンディキャップ」(handicap)という言葉を辞書で引いてみると、1:優劣の均衡のため、優位(もしくは劣勢)なものに与える不利(もしくは有利)な条件。2:不利な条件、不利益、身体障害、と記載されています。

その語源は、hand in cap(ハンド・イン・キャップ)という言葉にあり、このhand in capとはその文字のとおり、「帽子の中に手を入れる」ことだそうです。

ハンディキャップの歴史は・・・・。

おおもとは、イギリスで1600年頃発祥したとされる「ゴルフ・ゲーム」で始まった言葉のようです。ということは、やっぱりゴルフには最初から「ハンディキャップ」が取り入れられていたのかというと、全く違う使われ方をしていたらしいのですよ、これが・・・・。

ゴルフをするような英国紳士達(ほとんど貴族?)は、みんな誇りがありました。負けたら次は勝ってやるとさらに腕を磨くことはあっても、ハンディをつけるようなそんな「手抜き(または、無用な情け)」とも思える配慮は絶対にしては欲しくなかったのです。ましてやほとんど「賭けて」やっていましたので、不明確なハンデが元で負けでもしようものならその金額はもちろんのこと、大きくプライドが傷ついたのでしょうね。

そういう気風の中で、プレーを上がりみんなそろってクラブハウスで、スコッチウイスキー片手に今日のプレーの話しやビジネス、社交会の話題で花が咲くことになるのですが・・・・・・・。その時の「飲食代金の支払」はあくまで「割り勘」なのです。この支払いの為、メンバーの誰か代表者が自分のキャップ(帽子)を差し出し均等割分の勘定金を、みんなに間違いがないことが見えるように、それぞれ「ハンドイン(手入れ)」してもらいます。

こうして、勝者・敗者ともに「差別」なく「均等割負担」である意味となってこのことを「ハンド・イン・キャップ」と言うようになり、さらに言葉が短くなって「ハンディキャップ」となりました。

要するに、正々堂々と戦い、試合が終われば結果において勝者も敗者も「差別」をしないということが「ハンディキャップ」方式なのです。

別の説※もありますが、上記の方が管理人には説得力がありましたのでこちらを選択しておきます。気になられる方は、申し訳ありませんが別個お調べください。<(_ _)>

※どちらにしても「差別をしない」と言う意味でした。