ルールの定期改訂について

4年に一回?、オリンピック?、いいえ、ゴルフのルールの改定頻度です。

今年は4年に1度のゴルフルール改定の年になります。(4年に1回の改訂があるなんて、管理人は今回初めて知りました。随時更新ではなかったのですね。)

時代の変遷に伴い、様々な部分でルールも変わって行くようですね。

皆さん、たまにはルールブック見ていますか?、管理人は時々このサイトの記事にする為に見ています。

見るたびに色んな発見があります。たまには見る事を強くお勧め致します。

今回の目玉は、「アドレスした後に動いたボールに対する扱い」です。

ということで、今回のルール改定により最も変わったのが、「アドレスした後に動いたボールに対する扱」でしょう。例えばフェアウエイやグリーン上で突風が吹いてボールが動いてしまった場合、これまでのルールでしたら「インプレーのボールがアドレスした後で動いた場合、プレーヤーはそのボールを動かしたものと見なされ、1打の罰を受ける」とされています。原因が突風であれ、なんであれ例外は認められていませんでした。

今回はこの部分を、「避けようがない自然現象に付いては、プレーヤーに責任をとらせることは不公平」という判断がなされたみたいです。文章にすると「プレーヤーがボールを動かす原因となっていない事が、明らかであるとの証拠があれば無罰である。」となりました。

ということで、今年から「明らかに風で動いた様な場合は、無罰でボールが止まった位置からプレー続行」となりました。ですので、元の位置にリプレースしてしまうと『誤所からのプレー』として2打罰となってしまいますから、注意して下さいね。※スルーザグリーンの場合です。(ティーグラウンドの場合はティーアップ可能ですよ)

くれぐれもボールが動いて止まった所から続行ですよ。

判断が分かれる場合があるかも知れませんね。例えば、ラフでボールが浮いているような状態でアドレスした後に、重力でボールが動いた場合など、自然に動いたのか?アドレスした事が原因なのか判断できない場合が発生するような気がします。(ペナルティー有りとするか、自然に動いたのだからノーペナルティーとするか?)

今後の判断例を集めて検証する必要がありそうですね。

その他の改正点に付いては、次回以降で・・・・。