本コースで使いたい「ちょっとした技」、広々フェアーウェイでミスを防ぐには?

前回に引き続き、もう一つ知っていると役に立つ情報を記載しましょう。

広々フェアーウェイでミスをしてしまう理由

ティーインググランドに立った時、フェアーウェイがとても広く、クロスバンカーやせり出した木立等の障害物も見当たらない。

そんなティーグランドだと、「少々ミスってもこれだけ広いんだから、よ~し、思い切りブッ叩いてみようか!」等と思ってショットした結果は・・・・・、こんな場合に限って、引っ掛けてしまって大きく左へ曲げたり、逆に力が入ってしまってヘッドフェイスが開いたままで大スライスになったり、或いは、ボールの手前を叩いてしまってダフリ、逆にトップしてしまってチョロ等のミスショットになってしまったってことありませんか?

何故、広々としたフェアーウェイのティーショットなのに、こんな結果になってしまうのかその理由を考えてみましょう。

結論から言えば、クロスバンカーや迫り出した木立が無いからなのです。「エッ!、どうゆうこと・・・?」ですか。

実は、これらの障害物(クロスバンカーや迫り出した木立)はティーショットの方向を決める際の重要な目標になっているのです。ですからこれらの目標物がないと正確性を欠いた、ややいい加減な目標設定になりがちなのです。

その結果、スタンス向きやスパットの設定が甘くなった上にスイングが大振りになったり、力んだりした結果、スイングが崩れてボールが曲がったり、ダフリやチョロが出てしまうことになるということです。

広いフェアーウェイなので、何処に打っても良さそうですが、このような場所こそ、目標やスパットの設定はキチンと行うべきなのです。

特に「ここがベスト!」といった場所がないようであれば、2打目を考慮して、せめてフェアーウェイの右側とか、左側とかに目標を設定して、近くにあるスパット(目印)を探してスタンスを決めましょう。

いかがでしたでしょうか?

少しでも皆様の参考になれば、幸いです。