「飛距離」について、一言聞いてもらえますか? その弐

「ゴルフは上がってなんぼ!」と言われている世界でもあります。上手くいったときは良いのですが・・・、これがミスになった場合は、大怪我に繋がりかねないからですね。

と前回の続きです。

ティーショットでのミス、最たるものは何でしょうか?OB・チョロ・チーピン・シャンク、それとも空振り・・・、いずれにしてもその精神的ショックはかなり大きいものがありますよね。これで動揺して大崩れのきっかけになったりしたら・・・。

怖いですねぇ。(笑) と笑って済ますことが簡単にはできません。

そこで、今回のテーマになります。

「飛距離への誘惑にどこで見切りの線を引くのか?」

前々回の記事弐記載したように、スコアー(最小打数)を望むのであれば、距離は第一の問題ではないということに気付くはずです。そのホールのトータル距離は変わりませんし、ドライバーがどれだけ飛んでも、何か特典が付くわけではありませんし、残りの距離が短くなるだけ(これが特典と言えなくもないですが)です。

短くなったからといっても、アプローチが上手くいくとは限りません。飛ばせて短い距離も得意だ!という人はさほど多くないでしょう。

90台・80台で上がってくる多くのゴルファーの方々は、飛距離へのこだわりを捨てているとは言いませんが、ある程度見切りをつけていらっしゃるのではないでしょうか?

「自分の力量とスキルを知って、平均飛距離なりの攻め方が出来ている。」ということだと思われます。

ここで初めてコースマネジメントの必要性が出てくるわけです。改めて申し上げておきますが、決して飛距離を諦めなさいと言っているわけではありません。目指すべき一つであることに変わりはないでしょう。

とはいえ、いくら飛んだところで寄せが上手くいかなければ・・・、ですよね。まして飛ぶということは、ミスした場合のリスクが高い訳ですからね。

結論として、ある程度飛ばせるようになったら飛距離へのこだわりに線引きをして、スコアーメイクのための自分のプレースタイルを作るようにしたほうがより早く上達する近道ではないでしょうか?

ということでした。