ゴルフ用語辞典 コースレート(Course Rate)

コースレート(Course Rate)

コースレート ⇒ 平たく言えばそのゴルフ場の難易度のことです、

辞書で調べてみますと、「コースレーティング(Course rating)ともいう。コースの難易度を示したもので、パーよりも大きな数字であれば難易度が高く、小さい数字であれば難易度は低いということになります。スロープレートと併せてハンデの算定に使われる。」といった記載があります。

コースレートはハンディキャップ±0のアマチュアプレーヤーがラウンドした時の平均スコアが基準とされています。つまり、72より大きければ難しい、72より小さければ易しい、ということになります。コースレートは距離や地形など、プレーヤーのスコアに影響する要素を考慮した上ではじき出される数値で、「名門コースだから高い」というものではありません。

 

具体的には「スクラッチプレーヤー(ハンディキャップが0のゴルファー)が当該コースで10回プレーした場合の平均スコア」を示すもので、一般的には各ゴルファーの過去のプレー履歴からハンデキャップを算定する際に、当該プレーのスコアの優劣を判断する基準値として使われるとのことです。

算出は通常当該ゴルフ場の所在する国のゴルフ協会(日本の場合は日本ゴルフ協会(JGA))が行うのですが、算出方法は国によってまちまちで、算出方法もたまに変更されることがあるとのことでした。従って、コースレートはあくまで目安ということになり、距離や高低差・グリーンの形状・ハザードの配置などで決まるのですが、ティーの位置やラフの状態・グリーンの速さ・硬さなどでかなり変わってくるものであるようです。

現在日本で最も難易度が高いコースは兵庫県にあるゴールデンバレーGC75.5だそうです。となると我々が回っても、平均スコアーに最低+4としなければならないと云う訳です・・・・・。やだ~~!!(笑)

査定方はUSGA方式がJGAの参考として使用されており、コース全体のヤーデージ(距離)をベースに数式で表すことが出来るそうです。以下がその数式になります。

コースレーティング = ヤーデージ ÷ 200y + 38.25)

とすれば、逆算してコースレートが72のコースのヤーデージは、 72=X ÷ 200y + 38.25

X/200 = 72 - 38.25    X = 33.75 × 200 = 6750y となって、

標準距離は、6750yとなります。