ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 大会最終日成績上位者・熊本県出身プロの成績

LPGAツアー第27戦ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント大会最終日。宮城県宮城郡利府町の利府ゴルフ倶楽部(6,498ヤード/パー72)(天候:晴れ、気温:23.3℃、風速:4.1m)

宮里 藍 プロと共に首位タイからスタートしたイ ナリ プロが通算5アンダーでツアー初優勝を飾りました。1打差の2位タイには宮里 藍 プロテレサ ルー プロが入りました。

優勝したイ ナリ プロ、終了後のインタビューでは、次のように答えていました。

「周りの選手がどんどん活躍していくなか、私だけが優勝できなくて。この6年間本当に長かったです。信じてやってきて良かったです。今日は最終組にはギャラリーがちょっと少なかったけど(笑)、母と妹がギャラリーで来てくれて、2人の前で優勝できて本当に良かった」。練習好きだと評価されているイ ナリ プロですが、やっぱり練習は裏切らないようですね。

宮里 藍 プロは一時は7アンダーでトップに立ったのですが、15番でダブルボギーを叩いてしまい、リズムが狂ってしまったようです。17番でも短い1mあまりのパットを外してボギーとして、トップを明け渡してしまいました。最終18番も入れれば、プレーオフというパットが後ホンの1㎝届かずバーディーとならず、万事休す。久しぶりの日本、しかも18歳デビューの時逆転優勝したトーナメントでもあり、あの時の再現か?とも一時は思われたのですが、残念でした。終了後のインタビューでは次のように語っていました。

「いやぁー、勿体無かったですね。内容はすごく良くて私としては半分以上満足しているんですけど…。15番のパットの時にスコアボードが見えてしまって、気が緩みましたね。一瞬でも気が緩むと戻すのは凄く難しい。それが失速した大きな原因ですね。今までとは違ったゴルフが出来ました。今週はこんなに難しいセッティングになるとは思っていなかったので。まさか来週も含めて2週連続メジャーになるとは思っていなかったです(笑)。でもいい感触で来週に入れるんじゃないかと思っています」。

 

ほんの一時の油断がこのような結果をもたらしたとの自己分析、藍ちゃんほどのプレーヤーでもやっちゃうんですね。それでは、肝心の熊本県出身プロの成績について記載します。

最上位は、10位タイ(E)の大山 志保 プロ、今日は4バーディー2ボギーの2アンダーで今一スコアーを伸ばせませんでした。次いで、18位タイ(+3)の上田 桃子 プロ、更に2打差の26位タイ(+5)に井芹 美保子 プロ・不動 裕理 プロ・豊永 志帆 プロの3名、35位タイ(+6)グループに青山 加織 プロ、最後はちょっと期待外れの感じで残念ですが59位(+10)に有村 智恵 プロ、と言った結果でした。

今週は11名参加で7名の予選通過、最上位が10位タイという事で、トップ10に一人と言う結果で、今一の感じでしょうかね。残りのトーナメントでの熊本県出身プロの活躍を期待したいと思います。

みんながんばれ~~!!、応援してますよ~~!