ゴルフ用語辞典 ミュアフィールド(Muirfield)
ミュアフィールド(Muirfield)
「ミュアフィールドのゴルフクラブ」という名前で知られている有名なオラナブルカンパニーオブエディンバラゴルファーズ、(※詳細はhttp://localhost:50650/wp/news/10401.html 参照)スコットランドの首都、エディンバラのゴルファーが集って1744年ゴルフクラブを創設し、世界初のゴルフルールを制定したクラブであり、世界で一番古いゴルフクラブの一つでもあります。
場所はエディンバラの港町リースで、オランダの商館があってオランダ商人が持ち込んだゴルフの前身をエディンバラの人々が見よう見まねで自分達のゴルフに作り上げた所だったわけですね。しかしながらここのゴルフ場は海蝕のせいで移転せざるを得なくなりました。
それで1891年エディンバラの西、ミュアフィールドにマッセルバラ近くのリンクスからクラブの拠点を移し、ゴルフコースとクラブハウスが作られたのですが、このコースが世界初のアウト9ホール、イン9ホールの「ループスタイル」のコースであり、翌年には全英オープンが開催されることとなったのでした。
かの二クラウスがこのミュアフィールドのコースに感動して、アメリカのオハイオ州に同じ名前のコースを作ったことでも知られているようですね。
ミュアフィールドとは、ムーアランドと同じ意味の言葉で、「泥炭質の荒野」という意味だそうです。古代ローマ時代、スコットランドはカレドニア(森の国)と呼ばれ全土が深い森におおわれ豊かな大地だったのですが、ゴルフが持ちこまれた頃には、気候の変動と、民族の大移動に伴う相次いだ戦争と内乱で森林の乱開発が行われ、ヒースが生い茂るムーアランド(泥炭質の荒野)へと変わっていたようです。
関連記事
この記事を読んだ方へおすすめの記事はこちら