ゴルフの科学的考察 ラウンド編 ティーショット その四
「苦手ホールの克服方法」って考えたことありますか?
ホームコースはもとより、何度か回ったコースなどに於いて、どうしても得手不得手なホールが出てきますよね。とくに意識しなくてもパーがとれるパー4、と思えば、普通ならば簡単なはずなのに、なんだか知らないけれどダボになってしまう300ヤードちょっとのパー4などと、知らぬ間にそんな意識(得意・苦手)が増幅していきます。
良くありますよね、どうしても気になる右手の崖とか、左にせり出している池とか、フェアウェイーの中央で出っ張っている木々とか・・・・・。一度気に掛ると次の時にも同じように気になってしまうこと。そこでミスが出ると次のショットにも動揺が引き継がれて、また同じようなミスをしてしまう。といった悪循環に落ちてしまうこと。
当然ですが、得意なホールはそのままで良いのですが、上記のような苦手としてしまったホールへの対処はどのようにすれば良いのでしょうか?
苦手としてしまったホールの対処法とは?
この様な苦手意識は一度出来上がってしまうとなかなか消せなくなってしまいす。そこで、この苦手意識を呼び覚ますきっかけとなっていると思われる、その風景を変えてみるというのはどうでしょうか?自分自身で、できるだけその風景を変えてみるのです。
どうやって?いつもはしない場所にティーアップしてみるというのはどうでしょうか?いつものセオリー通りではなく、全く別の場所にティーアップしてみるのです。左右を逆にしても良いですし、前後を逆にしてもいいでしょう、あるいは両方とも変えてみても良いのではないでしょうか。こうすることで、前回のミスショットと違う風景の中でのショットを打つことが可能になります。脳の中の自動反応を違う風景として、消してしまうのです。
良く言われますが、「OBを打ったら、ティーアップの場所を変えるべき」というのと同じです。苦手な風景は一度断ち切ってしまって、リセットするしかないようですね。
その他には方法無ないのでしょうか?長くなりましたので、続きは次回という事で・・・・。
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