ゴルフ用ストレッチ スイング動作を助ける(身体機能を高くする)

久しぶりにゴルフ用ストレッチのお話をしたいと思います。お正月でやや体もなまっているでしょうし、亜澄明けのゴルフに間に合うよう、ストレッチしておきましょう。

「体幹部を鍛える」という事を聞きますと、とても良い事のように聞こえますが、しかし、何事もやり過ぎはいけないようで、「過ぎたるは及ばざるがごとし・・・」と昔から賢者の言葉にもありますよね。

体の軸を作る為に体幹部の筋肉を鍛え過ぎると腹筋や背筋ばかりが発達して体の柔軟性を殺してしまうことがあります。そうすると肩や膝の負担が増えて怪我に繋がってしまったり、関節を痛めてしまったりということになってしまう可能性があります。

体幹部分の筋肉を強化したために背骨の動きが制約され、背骨のS字クッションの効果が減ってしまい足に掛る負担を膝や肩に集中させてしまう為です。

良く言われますように腕が体に巻き付くようなスイングをするためには、体幹部の捻りが必要なのですが腹筋・背筋で体幹部を固定するとこの捻りの動作が殺されてしまいます。この様にならない為には、意識の中に「軸を作る為には筋肉ではなく、骨格で支えている」といった感覚が必要とされています。

つまるところ、”力を入れずに骨格によって立っている”といった状態を作らなければならないようです。

それではそのために何が必要なのかという事なのですが・・・・・。

ずばり!、腹筋群・背筋群の柔軟性が必要なのです。日常動作の中で膝・腰・肩等に痛みを抱えている方々の多くが体幹部分や肩甲骨の可動制限(あまり動いていない状態・もしくは動かせない状態)が原因となっている場合が多いようです。

 

前置きが長くなってしまいました。

それでは腹筋群・背筋群の柔軟性を高め、体幹部分や肩甲骨の可動域を広げるストレッチを紹介しましょう。    と思いましたが、前置きが長くなってしまって申し訳ありません。続きは次回以降で・・・・。