ゴルフ用語辞典 スコアー(Score)

辞書でスコアー(Score)調べてみると、以下の様な記載があります。

1 競技の得点、また、得点記録。

2 合奏曲・合唱曲等の、全ての声部を記した楽譜、総譜

※スコアの譜表を並べる順序は、オーケストラ・スコアでは、原則として上から木管楽器、金管楽器、打楽器、独奏楽器、弦楽器の各セクション順であり,おのおののセクション内では音域の高い方から順に並べられるのが普通である。

ゴルフにおいては、連続したストロークによるホール(カップ)へボールを入れるゲームなのですが、そのストローク数をスコアー(打数)と言います。このスコアーを記入するのが、スコアーカードであり、正式な競技で公式のスコアーを記入するのがスコアラーと呼ばれます。

このスコアーは、元来羊飼いが羊の頭数を数えるときの言葉で、「20毎に刻み目を入れる」という意味でした。例えば86匹の羊がいたら、4スコアー&シックスとなる訳です。

早合点しないでくださいね、羊を数えるからと言ってスコットランドの羊飼いが創始したゲーム、ということにはなりません。ゴルフの長い歴史の中で当初はマッチプレーの時代が長く続き、その後ストロークプレーの時代になった時に、このスコアーという言葉がゴルフ用語になったのです。スコアーという言葉は、ゴルフの起源とは関係がないということですね。

現在は「得点」という意味と、「刻み目」、「楽譜」という意味で残されています。