ゴルフ用語辞典 シャローフェイス(shallow Face)

久しぶりのゴルフ用語辞典ですよね。

大方は記載してしまっているとは思いますが、念のため記載します。(※常識的なものは省略していた部分があるので・・・)

ということで、本日の用語は「シャローフェイス (shallow‐face)」です。

辞書でシャロー(shallow)を引いてみると以下の様な記載があります。

1 浅い 

a shallow dish
浅皿.

2 〈人・心・事が〉深みのない,浅薄な

shallow reasoning
皮相な論理づけ
a shallow  thought
浅薄な考え.

3 〈呼吸が〉浅い.

━━[名]((通例~sで単数・複数扱い))浅瀬,州(す).
━━[動](他)(自)浅くする[なる].
(by Goo辞書)

 

最も一般的なものが、3の浅瀬の意味だと思われますが、水深が浅い ⇒ 高さがない ⇒ 薄い といったような変化をしたものだと思われます。
これがゴルフクラブのヘッドのフェースの厚みの意味で使われて、高さの薄いヘッドのことをシャローフェイス、高さ(厚み)のある物をディープフェイスと呼ぶようになりました。

 

ちなみに、ヘッドの後ろ側が薄いものをシャローバック、厚みのあるものをディープバックと言います。似たような使い方で表現しているということですね。
シャローフェイスのクラブはその薄さのために相対的なクラブの重心位置が低くなるためディープフェイスのクラブよりもボールが上がりやすくなります。
しかし、その反面重心深度(フェイスからの重心までの距離)が短くなるので、ボールの飛び出し方向に与える影響が大きくなり、結果的に飛距離を落とすことに繋がります。

 

とは言え、初心者・中級者に取って、まずはボールを上げることが優先順位としては高く、スコアーアップに直結しますので、使う方が多いのでしょうね。

 

上級者としてのプライドか?はたまた、ゴルフは上がってなんぼ!ということで結果優先とするのか?
選択するのは、貴方ですよ!!(笑) 私にはどっちが良いなど、恐れ多くて言えませんけれど・・・・。
まぁ、自己責任ということで・・・。