2016年LPGAツアー第31戦「富士通レディース」大会最終日 成績上位者・熊本県出身プロの成績

2016年LPGAツアー第31戦『富士通レディース』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)大会最終日。千葉県千葉市、東急セブンハンドレッドクラブ 西コース(6,635ヤード/パー72) (天候:曇り時々晴れ 気温:24.1℃ 風速:1.4m/s)

首位と1打差の3位からスタートした松森 彩夏 プロが、初日イーブンパーでしたが、2日目に自己ベストスコアとなる(-8)64を叩きだして笠りつ子 プロ・堀 琴音 プロ(共に-9首位)との最終組に入リました。最終日も前半をノーボギー3バーディーと好調を維持し、後半も1ボギーを一つ取ったものの2バーディーと取り返し結果、4つスコアを伸ばして笠 りつ子 プロ・堀 琴音 プロとの1打差を逆転、最終日のベストスコアとなる68でラウンド。最終日、最終組というプレッシャーを跳ね除け念願であった初タイトル・初優勝をを勝ち取りました。2位(-8)には笠 りつ子 プロ、3位(-7)には堀 琴音 プロが入りました。

優勝インタビューでは、「朝イチは緊張していました」。その言葉通り、1番パー5の3打目をグリーンオーバーし、いきなりピンチを迎えたものの、絶妙のアプローチでこのホールをパーで凌ぎ、悪い流れに行きそうなところで自らのショットで繋ぎ止め、踏ん張りました。「スタートホールから3ホール目くらいまでは緊張している感じはありました。でも、全体的には自分の中で終始焦ることなく、淡々とプレーできたのが良かったと思います」とのことでした。

我らが笠 りつ子 プロは、2日目終了時点でトップタイ(-9)と今年の安定ぶりを示して3度目の優勝を十分に狙える好位置でのスタート、最後まで諦めることなく優勝を目指していたのですが、最終ホールの18番Par4の第2打、優勝するために攻めるしかないと2オンを狙った左ラフからのショットが無念にもグリーン手前のバンカーへ、しかもほぼ垂直に落ち込んだあごの真下・・・・、ピン方向へは打てないところへ止まってしまいました。出すしかないと打った3打目もバンカーから出ずに4打目でようやく脱出、ちょっと気落ちしたのか5打目はショートしてグリーンに届かず、6打目でようやく寄せて6オンの1パット、トリプルとしてしまい、優勝を取り逃がしてしまいました。

終了後のインタビューでは、「ミスショットで終わってしまいましたが、松森選手もすごく良いゴルフをしていました。最後のティーショットまでバーディーを取るというイメージでしたが、自分のミスでチャンスを潰してしまいました」と語っていました。う~~ん残念!!攻めた結果ですのでやむを得ませんね。

熊本県出身プロの成績は以下のとおりです。

2016-10-18_15h12_47

最上位は、上記のように笠 りつ子 プロ、次いで一ノ瀬 優希 プロの23位タイ(E)、2日目まではアンダーパーのトータル(-2)でいい位置にイたのですが、最終日スタートの2H連続のボギーとして調子を崩してしまったようです。後半も2バーディー・2ボギーとしてトータル+2として貯金を吐き出してしまいました。そして27位タイ(+1)の大山 志保 プロ、本来の強さが出せていませんね。更に44位タイ(+5)の豊永 志帆 プロ、初日は9位タイ(-2)で幸先良い出だしだと思ったのですが・・・、2日目+2、3日目+5と大きく崩れてしまいました。

残念ながら予選落ちだったのが、田中 美弥子 プロ・青山 加織 プロの二人でした。

今週は6名中4名が決勝ラウンドへ、最上位は2位の笠 りつ子 プロと結果的には優勝を逃してやや残念ですが、県勢としてはまぁまぁの成績だと思われます。欲を言えばもう少し人数が増えてくれると嬉しいのですが・・・・・。

みんな~がんばれ~~!! 応援してますよ!