ラブ・オブ・ザ・グリーン(Rob of tha Green) 2

「ラブ・オブ・ザ・グリーン」というフレース(言葉)の使い方?

因みに、局外者 (Outside Agency) とは プレーヤー側の人間 (キャディーやパートナー) を除く人例えば、他のプレーヤー、ギャラリー等 や動物などのことになります。 つまり、こぶにボールが当たって思わぬ方向に転がったのと同じだということを説明するために この「rub of the green」 という フレーズが使われているのですが、ルールブックで わざわざ「rub of the green」と言うフレーズ(言葉)を使って説明するのは、普通に考えれば 不必要で 一見 不自然だと誰もが思うはずですよね。

しかしながら、本来 ゴルフの本質そのものが ラブ オブ ザ グリーンなのですから(あるがままにプレーする)、ゴルフのルール(文章)の中にも 「そうした要素を 残すべきなのだ」と当時ルールを作成・規定したイングランドの頑固者(あくまでも想像ですよ)たちが思っていたのではないかと見えてきて、その場面を想像してしまい、思わずニヤリとしてしまうのは私だけでしょうかね?。

ともあれ我々のような  アマチュアが ゴルフをする場合、局外者による ラブ オブ ザ グリーン の影響を受けることはあまりないと思われますが、逆にゴルフは 当に ラブ オブ ザ グリーンの連続だと言っても過言ではない気がします。何故、あのパットが あんなに風に曲がったのだろうかとか、あの時 もう少しライが良かったらとか、あの酷いキックがなかったら、などと言ったコースやグリーン上で起きたことに対する疑問や不満に対する答え、運、不運を説明するのに「 ラブ オブ ザ グリーン」 以上に ピッタリ来るフレーズはありませんよね。

 

考え方を変えてみれば・・・・・

ほんのちょっとしたこと (rub) が 結果を大きく変えてしまうゴルフというゲーム、このルールというかゴルフのもつ非情な側面に どう向き合って プレーをしたら良いのでしょうか?。「ラブ オブ ザ グリーン」 という言葉にその答えが隠れていそうなそんな気がしませんか?。英語の言い回しに「 The game of golf is with full of rubs.」(ゴルフというゲームは”robs”思わぬ障害や運・不運が付き物である。といった意味)といったものがあります。特に、ラブ オブ ザ グリーンによって不利な状況が生まれ、それが原因でスコアを崩した場合などは、 その後も引きずって 一日のゴルフを台無しにし兼ねませんが、逆に良いこともあるので、「ゴルフとは、そういうものなのだ」と思えば 大したことにはならないのではありませんかね。

運も不運も「本人の捉え方次第」ってこともありますので、できることならば良い方に捉えて、ポジティブに向かったほうがゴルフにかぎらず何事も良い結果をもたらしてくれるのではないでしょうか。