ゴルフ用語辞典 寄せワン(up-and-downs)
寄せワン(up-and-downs)
「寄せワン(up-and-downs)」というのは、「寄せて」、「ワンパット」を縮めた言葉です。一般的にプロや上級者が「寄せワン」という場合は、結果パーでホールアウトしたということを意味しています。ただし、アベレージゴルファーの場合、「寄せワンでボギー」という使い方をすることもありますよね。
トッププロでもパーオン(2パットで規定打数以内にホールアウトできるようにグリーンに乗せること)の確率は7割に達しないケースが多いということをご存知でしょうか?。パー4なら2打目でグリーンオンできる確率としてなのですが、意外と外している場合が多いということですよね。
つまり、3割以上の確率でグリーンを外している(1ラウンドで5ホール程度はグリーンを外す)ということになります。 それでもプロの平均スコアがパープレー前後になるのは、それだけアプローチでパー(またはバーディ)を拾っているということになります。いわゆる「寄せワン(up-and-downs)」の確率が非常に高いということなんですね。さすがと言うべきなんでしょうね。
逆に言えば、我々アマチュアでも、アプローチが上手ければ、寄せワンの可能性が上がり、パーを拾える 確率も増えるということです。
ちなみに、プロがどれだけ寄せワンを決めているか示すデータがあります。それが、「スクランブル率」(※同項参照。日本男子ツアーでは「リカバリー率」)で、日米ツアーとも、ランクトップの選手は65%以上の高率で「寄せワンパー」をひろっていることが判ります。
関連記事
この記事を読んだ方へおすすめの記事はこちら