誤解されやすい基本 36 練習グリーンで入念にタッチを確かめる!?その1
スタート前の練習グリーンでの練習は不可!?
「え~~っ!! 練習グリーンでタッチを確かめない方がいいの?」・・・・・・。 早合点しないでくださいね。
練習グリーンでその日のタッチを確かめることは悪いと云う訳では決してありません。ですが、多くのゴルファーが当日のゴルフ場の練習グリーンで入念にそのタッチを確かめている姿を見かけますよね。かく言う私もその例に漏れなかった一人ですけれど・・・・・。
ゴルフ場の多くでは、実際のグリーンと練習グリーンではその管理の仕方が異なっているのが現状ではないでしょうか?
練習グリーンでは、多くの人(ゴルファー)が入るので、芝の刈り方(芝の刈り高さ)や砂の入れ方、ローラーの掛け方が本グリーンとは異なっている場合がほとんどだと思われます。つまり、本グリーンとほぼ同じ環境のパティンググリーンを再現することは、大変難しく、本コースのクオリティーを練習グリーンに求めることには無理があるということになります。
まあ、「そこまでのクオリティーを求めているわけではないよ」と言われる方でも、ゴルフ場の練習グリーンは本コースと同じクオリティーだと思い込んでいる場合が多いでしょうし、その他の多くの人たちも同じだと思うのですが、いかがでしょう。
どんな練習が良いのでしょう?
スタート前の練習グリーンで3球のボールで練習しているゴルファーを多く見かけますが、3球用意する意味はどこにあるのでしょうか?
1球目がショート、2球目がオーバー、3球目でカップ周りに寄って「OK こんな感じかな」と思われているようです。ですが、最も大事なことは「1球目がどう合うか」ではないでしょうか?
多くの利用者がいる練習グリーンではマナー面を含めボールは1球で練習されることをお勧めしたいと思います。この1球で距離を合わせていく練習をした方がより効果的ではないでしょうか。もちろんスタート前とかの状況ではなく、別の機会にパッティングの研究・練習をする場合とかは多くのボールで練習されても良いと思います。
それでは、1球目が合うかどうかの基準はどこにあるのでしょう?、この基準を決めていないとタッチを見分けることはできないはずですよね。
長くなりましたので、続きは次回ということで・・・・。
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