ゴルフ用語辞典 レッスン(Lesson < instruction)

レッスン(Lesson < instruction)

レッスン(lesson) 直訳すると、授業・教訓・課題といった意味になります。ですので、日本語でいうところのレッスンは英語では、インストラクション(instruction) 意味は教示・指示といった感じですが、この方が的確だと思われます。

ということで、どんなスポーツでもそうだと思いますが、ゴルフも例にもれず、我流ではなかなか上達していきません。本当に上達したいのであれば指導力のあるきちんとしたレッスンプロについて、レッスン(instruction)」を受ける方が早道でしょう。

先輩ゴルファーが、後輩ゴルファーのスウィングを見て、あれこれ指導する光景は、日本の練習場では極、ありふれた風景ですよね。これも確かに「レッスン」ではあるのですが、その効果のほどはちょっとばかり疑問符がつきそうですよね。本格的な指導を受けたいなら、やはり、その道の専門家に教わるのが筋というものでしょう。ゴルフの場合は、レッスンプロ(ティーチングプロ)に教わるのが、上達の近道だと思われます。

レッスンの形態は、ひとりのプロが複数の生徒を同時に指導する、「グループレッスン」や、1対1で指導を受ける「個人(マンツーマン)レッスン」、あるいは、コースをプレーしながらレッスンを受ける「ラウンドレッスン」などがありますが。時間(期間)や料金体系が様々ですので、自分にあった形態のものを選ぶことが大事です。

一つだけ言っておきますが、明日コンペだからといって、応急処置的なレッスンだけはしない方がいいですよ。その場しのぎのアドバイスは、ある一点については確かに効果があるかもしれませんが別のどこかが悪くなってしまう可能性が大です。ゴルフは基礎から理論的に体に覚えこませるべきだと思われます。急がば回れではないでしょうかね。

ですので、レッスンに付いても個人レッスンよりグループレッスン、ラウンドレッスンよりも練習場レッスンを選ぶべきだと思います。特に個人レッスンよりもグループレッスンの方が上達速度は3~5倍ほどの差が付きます。誤解しないでくださいね、グループレッスン※の方が上達は速いのですよ。※練習のカリキュラムがないとだめですよ。ただグループで練習するだけではあまり意味がありません。

理由は、個人レッスンの場合は自分だけですので比べる対象が周りにいない為、理解に時間がかかってしまうこと、更にできていることがおざなりになり易く基礎形成に良い影響を与えないことがあります。逆にグループレッスンの場合は、色々な人がいるためいろいろな練習を身近に見て比べることができます。

人の悪いところを見ると、よく判りますよね。これで自分に置き換えられることができますので、「人のふり見てわがふり直せ」ということが非常に身近に判りやすく、結果、上達スピードが3~5倍ほど違ってくるのです。

ですので、私は是非にも「グループレッスン」をお勧めいたします。お勧めですよ。無理には言いませんけれど・・・・・・・・。
ちなみに、「レッスン」というのは日本だけで使われる表現になります。英語でレッスンは「instruction」、レッスンプロのこと「(professional) instructor」というのが普通です。