レッドバッド(Redbud)

プロトーナメントでは、終盤にあるパー3でドラマが起こることが多いと思いませんか?。マスターズトーナメントの舞台、オーガスタナショナルゴルフクラブ(米・ジョージア州)の12番ホール、155ヤード・パー3、通称ゴールデンベル(Golden Bell)」と、16番ホール(170ヤード・パー3 通称「レッドバッド(Redbud)」)などはその最たる例ではないでしょうか。

その中でも16番ホール、その可憐な響きとは裏腹に(”redbud”はアメリカハナズオウ※という植物の名前です。ホール周辺に植えられていて、トーナメント開催時期には濃いピンク色の花をつけます)、グリーン手前ぎりぎりまで迫る池とその池に向かって急激に下るグリーンの傾斜が、強烈なプレッシャーとなってプレーヤーに襲いかかる名物ホールです。 ※日本名ハナズオウ(花蘇芳)英名ではREDBUD(赤い芽)

1996年の最終日には、グレッグ・ノーマンがこのホールでティショットを池に入れてしまい、ニック・ファルドに前日までの6打差をひっくり返される大逆転負けを喫した事でも有名ですよね。また、2005年には、タイガー・ウッズがグリーン外から奇跡的なチップインバーディを決め、プレーオフに持ち込んだ末、4度目の優勝を手にしました。何かが起こりそうなホールですよね。

ちなみに、設計者であるアリスター・マッケンジー氏が設計した当初には、このホールに池はなかったそうです。それでは、招待される世界の一流プロたちには簡単すぎるということで、1947年に池が造られたのだそうですが、それでもこれまでに何名かのプロがホールインワンを達成しているとのことです。すごいですよね。