ゴルフ ルールクイズ スルーザグリーン編 プレーの線の改善?
ゴルフルールクイズです。本番のコースでありがちな状況だと思いますが、次の内、罰とならないのは?次のうちどの行為でしょうか?
①残り30ヤードのアプローチをする前に前方に生えている木の枝を折って取り除く。
②残り100ヤードのショットを打つ前に球の2m前のディポット跡に目土をする。
③カラーから打つ前に、球の前方にあるカラー上のピッチマークを直す。
正解は・・・・・・、②のディボット跡に目土をする。になります。
残り100ヤードのショットの前に前方のディポット跡に目土をする行為はプレーヤーにとって利益のある行為とは言えず、単純にコース保護の目的としてとらえることが出来ます。他の選択肢はいずれもプレーの線を改善したことにより2打罰が課せられます。これについては、規則13-2 に記載があります。
規則13-2 (球はあるがままの状態でプレー)球のライや、意図するスタンス・スイングの区域、プレーの線の改善
プレーヤーは自分の、
●球の位置やライ、
●意図するスタンスやスイングの区域、
●球をドロップしたりプレースする場所、
を次の行為によって自分で改善したり、改善されるのを許してはならない。
●クラブを地面に押し付けること。
●地面を盛り上げたり、地面の凸凹を直すこと。
●露や霜、水を取り除くこと。
ただし、次のときには前記の行動があっても、プレーヤーに罰はない。
●球にアドレスする際にクラブをごく軽く地面につけるとき。
●スタンスをフェアにとろうとしているとき。
例外:球がハザードの中にある場合-規則13-4参照。
細々とした規定がありますが、「球はあるがままの状態でプレーする」のが基本ですので、例外について覚えておけば良いのではないでしょうか。球のライや、意図するスタンス・スイングの区域、プレーの線の改善 は2打罰となってできません。
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