ゴルフ用語辞典 キックポイント(Kick point)
キックポイント(Kick point)
キックポイント(Kick point)を辞書で引いてみると、以下のような記載があります。
キックポイント:シャフトを振った時のしなりの頂点で flex-point とも bend-point とも言う。ローキックポイントのシャフトでは先調子のクラブとなる。
「湾曲点」とも言いまして、シャフトが湾曲して反りかえるポイントでベンドポイント(Bend Point)とも言います。水平にシャフトを固定し、両端から同等の圧力をかけた時、湾曲した頂点がシャフトのどこにできるかを測定して決めるのですが、そのポイントがヘッドに近い所にあるものを「先調子」、グリップに近い所にあるものを「手元調子」と呼び、その中間にあるものが「中調子」と呼んでいます。
シャフトの硬さが同一であれば、先調子はボールが高く上がるものの、方向性が悪くなり、逆に手元調子はボールの弾道は低いが、方向性は安定すると言われています。また、非力なゴルファーは先調子のクラブを使うことでクラブの反り返り(キックバック)を利用してヘッドスピードを上げて飛距離を稼ぐことが可能になります。逆にハードヒッターは、手元調子のクラブを使って方向性を良くした方が良いとされていますね。
詳細は、ゴルフの科学的考察 シャフトの調子について (http://localhost:50650/wp/news/11107.html)、または、(http://localhost:50650/wp/news/11109.html)を参照ください。
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