『大王製紙エリエールレディスオープン 大会最終日の成績・熊本県出身プロの成績
LPGAツアー第35戦『大王製紙エリエールレディスオープン』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)最終日。愛媛県松山市エリエールゴルフクラブ松山(6,442ヤード/パー72)。(天候:晴れ、気温:16.1度、風速:1.3メートル)
森田 理香子 プロが通算15アンダーで、今季4勝目を勝ち取ると同時に、横峯 さくら プロを抜いて賞金ランク1位を奪回しました。1打差の2位に藤本 麻子 プロが入りました。また、我らが熊本県出身プロの上田 桃子 プロが通算12アンダーの3位タイでフィニッシュして、来季のLPGAツアーの賞金によるシード権を獲得しました。横峯 さくら プロは通算11アンダーの7位となり、女子プロゴルフ史上に残る賞金女王レースは、最終戦の宮崎へ移り、『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』で頂上決戦を迎えることとなりました。
さて、今週は全員が予選を通過して何か良い事がありそうな予感がしていたのですが、熊本県出身プロの成績はどうだったのでしょうか?
まあ、上田 桃子 プロのシード権獲得は嬉しいことの一つではありますが、本音を言えば・・・・、熊本県出身プロの誰かに優勝してほしかったですよね。これが現実というものなのでしょうが、ちょっとばかり残念でした。まあ、ポジティブに考えて熊本県出身プロのレベルが上がっていると捉えましょうかね。
賞金シードを確定させた上田 桃子 プロですが、まるで優勝をしたかのような回りの祝福ムードがありましたが、本人にとってはちょっと違っていたようです。「たくさんの人に、おめでとうといわれたのは、ありがたいことです。でも、ホッとしたよりも今は、悔しい気持ちが100パーセント」。ですよね、そうじゃなくてはいけません。2007年には、21歳と最年少で賞金女王に輝いているのですから・・・・・・。シード権狙いという、小さな考えはみじんもなかったようで、「朝から勝ちたい、勝つことを考えていた。前半は良かったけど、10番の3パットが痛かった。でも、13番からが勝負だと思っていたので、きょうの終盤はナイスカムバックでした」と総括していました。肋骨骨折で苦しい試合だったとは思いますが、よく頑張ったと思います。来季が期待されますね。
その他の熊本県出身プロの成績は、以下の通りでした。
8位タイ(-10)に一之瀬 優希 プロ、8バーディー2ボギーの66と素晴らしい最終日だったのですが、2日目の1オーバーが痛かったですね。同じく8位タイ(-10)には不動 裕理 プロ、最終日-1とスコアーを伸ばすことがあまりできませんでした。次いで1打差の11位タイ(-9)に大山 志保 プロ、前半は-4と良い感じだったのですが、バック9で伸ばせず1ボギーとして、トータル-3で今一つスコアーを伸ばせませんでしたね。続いて16位タイ(-6)に井芹 美保子 プロ、更に一打差の20位タイ(-5)に笠 りつ子 プロ、バック9で1バーディー3ボギーとして2つスコアーを落としてしまいしたね。次はぐっと下がって41位タイ(+3)に豊永 志帆 プロ、更に52位タイ(+6)に青山 加織 プロといった結果でした。
不動 裕理 プロ、8位タイ(-9)のインタビューでの答えです、「ショットはよかったですが、それが(チャンスに)ついてくれなかったですね。迷ってもパットは入ってくれなかったですし…。でも最後でこういうゴルフができてよかったです」。今季優勝がありませんので、来期は期待したいですね。
来週の最終トーナメント『ツアーチャンピオンシップ リコーカップ』には今の所熊本県出身プロは3名~4名の出場となりますので期待しましょうね。
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