ゴルフ用語辞典 パット(Putt)
パット(Putt)・・・・、今更解説は要らないとは思いますが、一応念のためです。
スイング用語、意味は〈ボールを〉クラブでそっと打ってホールへ入れる,パットする. となります。
英語でPatは「軽くポンポンと叩く」、Putは、「突く、打つ、置く」と言う意味になります。で、Puttという単語が使われるようになったのが18世紀の中ごろの事だそうです。基になったのは、オランダ語のPutten「ボールを転がして穴に入れる」だと言われているようです。これは、ゴルフの起源がオランダにあるという有力な根拠の一つとされてもいるようですね。もちろん断定はできません。あくまでも有力な根拠の一つですよ。
パッティングを打つ際の力の強さについては、二通りあると言われています。一つはジャストタッチで打つ方法、もう一つは、有名なゴルフの格言「ネバーアップ、ネバーイン」にあるように、やや強めに打つ方法です。どちらが良いかは、それぞれ持ち味だと思われますので、断定はできませんし、その時の状況にもよるものと思われます。
J・ニクラウスはそのレッスン書「レッスン・ティー」で次のように記載しています。『極速い下りのパットでなければ(スライダーと呼ばれる短いがよく曲がるラインならば)、しっかりと強めに打つ、これを微妙なタッチで打つとそのスピードと方向が完璧でないと入らない。逆に早い下りのスライダーであれば、ボールを殺して少し膨らませて打つ、そうすればホールの前面からコロンと落ちるようにして入る』・・・、とても微妙な言い回しですが、感じはよく判りますよね。
パットの名手と謳われたW・トラビスは、「パットを制するものはすべての敵を制す」と言うのがそのモットーだったと言われています。様々なパットについての極意がありますが、どれが正解なんでしょうかね?
これは、各人の癖や体力、イメージなどまちまちですから、10人の人がいれば10通りの打ち方があると言ってよいと思われます。という事で、自分に一番合った打ち方を早く見つけましょうね。
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