ゴルフのトリビア 練習場シングルは何故起こるのでしょうか? その壱

練習場で、時々見かけますよね。すっごく上手い人。

アイアンもウッドもしっかり捕まった「いい音」出して、ギュイ~~ンと加速がついて伸びる球をこともなげに何回も打っています。更に距離表示のボードの直ぐ側へ何度も何度もボールが飛んでいきます。低めの球もふわっと浮かせる球も自由自在です。

「あれだけ上手いのなら練習しなくても良さそうだけど・・・。」もちろん上手い人ほどきちんと練習をするのでしょうね。下手な我々には思いもつかないようなことまで練習していらっしゃるのではないのでしょうか?・・・。羨ましい限りです。いや、これは単なる「嫉妬・妬み」ですね。

ところが知り合いにこのような人がいるとちょっとばかり、事情が異なります。

知り合いならば、コースでご一緒することもあるからです。「練習場であれだけ上手にショットしていたのだからコースでもさぞ、良いスコアーを出されているんだろうな」と思いきや、なかなかどうしてそうも行かない人がいるのですね。

所謂「練習場シングル」と呼ばれる人達、はた目から「練習場では上手いのだけど・・・」といったような心無い囁きも聞こえてきても、一番悔しい思いをされているのはご自身ですよね。「どうしてコースでは上手く行かないのだろう!?」「練習場ではあんなに上手く打てたのに!」。本番のコースであの悔しそうな姿を見ると声を掛けるのもちょっとはばかられる程です。

あの様にになる一番の原因は何か?

これはもう練習場の平らなレンジとコースの目に見えない僅かなアンジュレーションの差に気が付かないままショットしていることが一番の原因?、それともゴルフ場設計者の罠に嵌っていることが原因でしょうか?単純にメンタルが弱いだけ?それともこれらの相乗効果によるものでしょうか?

気になりますよね?

長くなりましたので、続きは次回ということで・・・・。