グリップ(grip)
グリップ(grip)とは?
名詞としては、つかむ[握る]こと。把握.バットなどの)握り方、つかみ方、グリップ.(器物の)柄、握り、取っ手、グリップ⇒golf club . つかむ道具[機械,装置].
動詞としては、 しっかりつかむ、固く握る、 といった内容が記載されています。
ゴルフ用語としては、上記の赤で表示した部分でしょうね。クラブの柄(取手というか、握りの部分)のこと、もしくはその「握り方」と云うことになります。
握り方として
「グリップ(grip)」の形には、オーバーラッピング(overlapping)、インターロッキング(interlocking)、テンフィンガー(ten finger)の3種類があることは、よく知られている。
オーバーラッピングは、往年の名手「ハリー・バードン」が世に広めた(※発案者は別人とされています)ことから、別名バードングリップ(Vardon grip)とも呼ばれています。右手の小指を、左手の人差し指と中指の間にかぶせるように握るグリップで、プロの間でも最もポピュラーな握り方となっていますね。インターロッキングは、右手小指と左手人差し指を絡めて握るグリップ方法になります、結構この握り方も多いと思いますがいかがでしょうか?、管理人もこのグリップです。テンフィンガー(またはベースボールグリップ)は、両手の指を重ねずにぴったりくっつけて握るグリップ方法になります、最も飛距離が出るグリップなのですが、コントロールに難があるようです。
有名プロのグリップについて
ちなみに、グランドスラマーのひとり、ベン・ホーガンは名著「モダンゴルフ」の中で、「(バードングリップほど)胴体とクラブとの結合をこれ以上に効果的にするようなグリップは発見されていない」と述べているのですが、同じくグランドスラマーであるジャック・二クラスやタイガー・ウッズはインターロッキングを採用していますよね。ですから、万人に向いているかどうかは別の判断基準が必要なようですね。また、テンフィンガーを採用しているプロには、女子のホール・オブ・フェイマー(ゴルフ殿堂入り選手)、ベス・ダニエル、メジャー3勝の名プレーヤー、ラリー・ネルソンの他、現PGAツアーメンバーにもボブ・エステス、デーブ・バーなどがいるとのことでした。
※グリップの握り方の説明はすべて、右利きの場合を想定したものですので、左利きの人は逆になります。
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