「高原コース(golf courses in highlands)
「高原コース(golf courses in highlands)」について
いよいよ梅雨明け宣言も出されて、夏本番となりましたが、この時期のゴルフは暑さ対策が必須ではありませんか?。そこで、この時期は、涼しい「高原コース(golf courses in highlands)」が人気となるわけですが、・・・・・・。熊本には結構このタイプ(高原コース)が多いですよね。
高地にあるゴルフ場は、「ボールが飛ぶ」といわれているようですが・・・・・・。標高が高くなるほど、気圧が下がるので、空気抵抗が下がり、飛距離が伸びるというのがその理屈なのですが、果たしてこれは本当なんでしょうか?。
確かに、空気抵抗が少ないほうが、ボールの勢いは増すらしいのです。物理学的には海抜高度が1000メートル上昇するごとに、およそ0.1気圧(海抜0メートルは1気圧、10000メートルで0気圧)下がります。とすれば、仮に空気抵抗の減少が、飛距離の伸びと反比例すると仮定し、単純計算すれば、海抜1000メートルの高地では、飛距離が10%(ドライバーが200ヤード飛ぶ人なら220ヤード)アップする計算になるということになるのですが・・・・・。
しかし、ボールの水平方向への飛距離は、バックスピンによる揚力の影響が非常に大きいのです。揚力が長く維持されれば、それだけ落下までの時間が延び、キャリーが増すということになります。但し、揚力は空気抵抗によって生じますので、空気抵抗が少なくなる高地では、ボールの勢いは増しても、揚力が減少し、結果、期待しているほどには飛距離は伸びないというのが現実・・・のようですね。
現実的な高地における気圧・気温・湿度の影響とは?
物理的にはボールの飛びは、気圧・気温・湿度に影響されるそうです。より飛ぶ方向になるのは気圧は低い・気温は高い・湿度は高い方がより飛ぶとのことですが、・・・・・。前提条件として、ヘッドスピード40m/sの人がドライバーを打った場合には以下のようになるとのデータがありました。
現実的には高度1000mの気圧差で5y、気温36度の差で10y、湿度は10%から90%になって0.8y、といったところらしいです。でも高地は当然気温が下がります、1000mで7度くらい下がるはずです。とすると3.6度で1yの換算ですから、約2y飛ばなくなりますよね。とすれば、気圧低下で5y増、気温低下で2y減、差し引き3yの増となるわけです。理論上はこのようになるのですが、これで「飛ぶ」といえるのかどうか?私にはほとんど影響はないように思えますね。
まあ、理論上の影響はともかく、当然ですが高地でゴルフというのは夏が多いのではないでしょうか。地上は30度を越えて運動能力が落ちて飛ばない。 ⇒ 高地は涼しく空気もおいしく、気分爽快でアドレナリンも出まくってパワー全開!!といったことになっているようなそんな気がします。もっとも、空気抵抗が少ない訳ですからスイングスピードアップ、ヘッドへの抵抗も減ってヘッドスピードもアップ???でしょうかね。
我々のようなアマチュアにはあまり関係・・・、いや影響はないですよね。元々そんなには飛びませんものね。(笑い)
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