ゴルフ用語辞典 コンドル(Condor)
コンドル(Condor)
規定打数(パー)より1打少ないスコアがバーディ。2打少なければイーグル、3打ならアルバトロスとなるわけですが、では4打少ない場合はなんというのでしょうか? 例えば、パー5でのホールインワンがこのケースとなります・・・・・・。これには「コンドル(Condor)」という呼び名がついているのです。 多くのコースでパー5が最大打数(例外もありますが)ですので、4打少ないスコアーはパー5でのみあり得ることになります。
では、実際にそんなことが可能なのか?というと、記録としてちやんと残っているものが、過去に数度あるようです。コンドルが起こりえる最も現実的なコースレイアウトとしては、急激なドッグレッグのパー5でしょう。コーナーをショートカットし、ティから直接グリーンを狙った場合としての記録が、1995年イギリスのタインバレーゴルフクラブ・イン・クリストーの17番、「馬の蹄鉄形」にドッグレッグした496ヤード・パー5で、ショーン・リンチというゴルファーが、コンドルを達成しました。この時、リンチ氏が使用したクラブは、何と3番アイアンだったそうです。
しかし、このような極端なドッグレッグのコースでの記録達成ばかりではなく、ほぼストレートなホールでもコンドルは達成されているのです。2002年、米・コロラド州デンバーのグリーンバレーランチゴルフクラブ、9番ホール、519ヤード・パー5において、マイク・クリーンというゴルファーが、実測517ヤードの超ビッグドライブを放ってコンドルを決めた記録が残されています。
ちなみに、アルバトロスが別名「ダブルイーグル」と呼ばれるように、コンドルは「ダブルアルバトロス」、あるいは「トリプルイーグル」とも呼ばれています。
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