ゴルフのトリビア シーサイドコース
さて、皆さん我が日本は島国であることについて異論を挟む人はいないと思いますが、如何でしょうか?
それでは、問題です。日本のゴルフコースにおいてはシーサイドコースと山岳コースと比べるとどちらが多いでしょうか?
答えは、そうですね。島国と言っても海岸沿いの平地は古くから開発されていてゴルフコースとなるような広い土地があまり残されていなかった為、どうしても内陸に入り込んだ形での山岳コースの方が圧倒的に多いようです。その割合は約80%にもなります。逆に言えばシーサイドコースは20%にしかならないということのようです。
シーサイドコースの有名どころでは、川名ホテルゴルフコースとか。大洗ゴルフ倶楽部とか、フェニックスゴルフコースEtc・・・・、キリがありませんね。海のすぐそばにあるコースなのに、樹木でセパレートされていて海が全く見えないといったコースもあるようですので、一概にシーサイドコースは海が見えると云う訳ではないようです。また、シーサイドコースだから海越えとか、入り江越えのコースが設置されているとは限りませんし、意外とがっかりと言う場合も少なくありません。
逆にこの海峡越えとか入り江越えを売りにしているコース、そうですね、例えば「オーシャンパレスゴルフクラブ(長崎空港CC)」のように大村湾に突き出た丘陵地に造られ、小島ひとつをすっぽりゴルフ場にしているシーサイドコースもあります。自然の地形を意図的に活かし、海峡越え・入江越えが8ホールもあり、非常に刺激的なコースのようですよ。
シーサイドコースの特徴は、やはり強い海風が吹く場合が多いということでしょう。場所によっては、風が止むことなく吹き続けるので、どうやって風の影響を最小限にするか、シーサイドならではのテクニックを求められると言うことでしょう。また、風が吹くことによって地面は乾燥しやすく、速いグリーンになりやすいといった影響も考慮しなければならないようです。
景観としては素晴らしい海が見えるシーサイドコースにも難点があります。塩分を含む海風が、コースの芝の生育に影響を及ぼすということです。そのため、多くのシーサイドコースでは、土壌の塩害に強い特殊な芝種を使用する必要があるとのことです。
熊本には天草方面にいくつかのコースがありますので、たまにはシーサイドコース試して見られてはいかがでしょうか?
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