マナーについて一言。

先日とあるゴルフ関連の雑誌で素敵な言葉を見つけましたので、紹介したいと思います。その人が言うには、「ゴルフだけが紳士淑女のスポーツではありません。」と言っていました。

よく云いますよね、「ゴルフは紳士淑女のスポーツ」だと・・・・、ごく普通に「そうなんだよね。」と思っていませんか？。「これは大きな間違いだ」とその人は言っています。「えっ！、何か間違っているの？」と思ったあなた、間違った常識に囚われていますよ。その人いわく、「ゴルフ（も）・・・」ならば解かります。そうなんです、「も」なのですよね。

”何故なら、日本には古くから武道があるからです。歴史ある武道のほうが余程礼儀正しい、礼節を重んじていると思いませんか？、武道をやっている人に向かって「ゴルフは礼儀正しいスポーツだ」といえるでしょうか？”　・・・・・・。頭をトンカチで「が～～ん」と殴られた気分でした。確かに、「ゴルフも・・・・」でした。

ゴルフも西洋の騎士道に通じるところがあると思います。自分自身が審判であり、プレーヤーであるゴルフ、正直なスコアー申告が当たり前であり、不誠実な対応は恥とも云われ、その結果当然のように「礼儀正しいスポーツである」と思っていますよね。ですが、武士道の基である剣道や講道館の柔道よりも優れたスポーツであるわけではありません。同じように礼節を重んじ、フェアープレー精神にのっとり、スポーツマンシップに溢れたスポーツの一つなのですね。決して特別な優等生のスポーツと云う訳ではありません。

ゴルフをやっているから、特別に守らなければならないエチケットやマナーを強調する必要はないはずです。当たり前に周りの人に対する思い遣りや気遣い（一般的な礼儀や作法）を守っていれば、それで良いはずですよね。基本は同じはずですから・・・。

ルールは別ですよ。ルールは競技としてプレーする際の決めごとですから、競技特有の様々な決まりごとがありますが、礼儀とは異なります。ルールを守らない・無視したプレーはただのお遊びに過ぎません。すべてのゴルファーが同じ条件でプレーを楽しめるように決められているのですから・・・。

ということで、偉そうに申し上げましたが、決して私が云っているのではなく、とあるプロゴルファー（ティーチングプロでもある）の方が云われていたのに、激しく同意した管理人が「皆様にもお伝えしたい」と思い記載いたしました。