KKT杯バンテリンレディスオープン 最終日 成績上位者・熊本県出身プロ成績
2014年度LPGAツアー第7戦『KKT杯バンテリンレディスオープン』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)大会最終日。熊本県菊池郡の熊本空港カントリークラブ(6,455ヤード/パー72)(天候:曇り、気温:16.5℃、風速:4.2メートル)
混戦の優勝争いが予想された大会最終日。首位と1打差からスタートしたアマチュアの勝 みなみ さんが前半にスコアを2つ伸ばし単独首位に抜け出して、5バーディー・1ボギーの68ストロークで11アンダーとして、史上4人目となるアマチュアでの優勝を達成しました。加えてLPGAツアーの最年少優勝記録を更新する15歳293日という快挙を成し遂げました。1打差の2位にはイ ボミ プロ、4打差の3位にはイ チヒ プロが入りました。
熊本県出身プロの成績は以下の通りです。
最上位は11位タイ(-2)の笠 りつ子 プロ、最終日の今日はスコアーを一つしか伸ばせませんでしたが、安定した力を発揮しています。前半の調子で後半も伸ばせていれば・・・、たらればはいけませんね。次いで2打差の18位タイ(+1)に大山 志保 プロ、更に続いて1打差23位タイ(+2)に有村 智恵 プロ、37位タイ(+4)一ノ瀬 優希 プロ、そして49位(+6)に西 美貴子 プロといったところでした。
ホステスプロの有村 智恵 プロは、終了後のインタビューで以下のように答えていました。
「今日は自分の課題を半分くらいしかクリアできなかった。昨日までは、苦しいながらも71、71とラウンドできていたので、心の中で優勝はできないけれど、もう少し上位に行きたいという欲が生まれました。ただその欲と現実の自分のプレーがうまくかみ合わなかったのが現実」
アマチュアの勝 みなみ さんの優勝については、「どんどん若い世代が進出してくるのは大変良いことだ。私の時と比べてボールもクラブも格段に進歩している。視野も異なるし、技の差もなくなってチャンスが生まれてきたと思う」として、余裕のようでした。
今週は、熊本県出身プロの地元開催大会でしたので、やや期待していたのですが、ちょっぴり残念でした。次回以降の試合に期待しましょう。
オマケですが、男子プロの方で宮里 優作 プロが初戦を制して、シーズンをまたいでの2連勝としましたね。おめでとうございます!