一方、畑岡 奈紗 プロは首位と6打差の通算1アンダーからスタートし、最終組の1組前で回り、ショット、パットともに好調で、16番のパー5で、この日6つ目のバーディーを奪い、通算4アンダーまでスコアを伸ばして先にホールアウトしました。
最終組の18番では笹生 プロがパーをキープしたのに対し、トンプソン プロは2打目をバンカーに入れてボギーとし、この結果、通算4アンダーで笹生 プロと畑岡 プロが首位に並び、日本人選手どうしによるプレーオフとなりました。
6月6日 米カリフォルニア州 ザ・オリンピッククラブ レイクコース(6,546y・Par 71)) 賞金総額:430万ドル
女子ゴルフの海外メジャー、全米女子オープンで、19歳の笹生(さそう)優花 プロが、22歳の畑岡 奈紗 プロと通算4アンダーの首位で並んでホールアウトし、日本選手どうしのプレーオフを制して、初優勝を果たしました。
海外メジャーでの日本人プロの優勝は樋口 久子 プロ(1977年) 渋野 日向子 プロ(2019年)に続く3人目の快挙、このところの女子プラチナ世代の活躍には目を見張るものがありますね。(男子の松山 英樹 プロを忘れているわけではありませんよ)
全米女子オープンは6日、カリフォルニア州で最終ラウンドが行われ、笹生 優花 プロは首位と1打差の通算6アンダー、単独2位からスタートしました。
一方、畑岡 奈紗 プロは首位と6打差の通算1アンダーからスタートし、最終組の1組前で回り、ショット、パットともに好調で、16番のパー5で、この日6つ目のバーディーを奪い、通算4アンダーまでスコアを伸ばして先にホールアウトしました。
最終組の18番では笹生 プロがパーをキープしたのに対し、トンプソン プロは2打目をバンカーに入れてボギーとし、この結果、通算4アンダーで笹生 プロと畑岡 プロが首位に並び、日本人選手どうしによるプレーオフとなりました。
畑岡 プロがこのバーディーパットを外したのに対し、冷静に沈めた笹生 プロが競り勝ち、日本の女子選手3人目のメジャー大会を制覇する快挙を果たしました。
大会の主催者によりますと、19歳11か月と17日での全米女子オープン制覇は、韓国の選手と並び史上最年少だということです。
日本では去年、19歳でプロデビューして2戦目でツアー初優勝を果たし、続く3戦目でも勝ってツアー2連勝を果たしました。
10代でのツアー2連勝は宮里 藍 プロと畑岡 奈紗 プロ以来、3人目で、現在は賞金ランキングで4位につけています。
プレーオフで畑岡選手のパットが入らなかったことを悔しがるそぶりを見せた理由を問われると「ここにいるみんながすばらしい選手たちなので、私はみんなを応援したかった」と話しました。
若い世代の選手たちへの影響について問われると「私はまだまだだと思うので、これからも頑張っていきたい」と笑顔で話していました。
日本女子プロがますます面白くなってきましたね。男子も是非続いてほしいと思います。
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