誤解されやすい基本 13 バンカーショットはアウトサイドインに振れ 改訂版ー2

では何が一体間違っているのでしょうか?

 

前回、既に自然な形でアウトサイドインのスイングの構えになっているのにも関わらず、輪をかけてカット軌道のスイングをしようとすることが、誤解・間違いなのです。

アドレスの時点でアウトサイドインの構えになっているのにもかかわらず、更にカット軌道のスイングをしようとして言うことなのです。

スイングとアドレスを別々に考えているということのようですね。

 

もちろん、敢えてそのようなスイングをする場合がない訳ではありません。

ガードバンカーを挟んでグリーンの手前側にピンを切ってある場合等で、特にスピンを聞かせたボールを打つ時とか、飛距離を極力抑えたふわっとした柔らかいロブショットの場合とかには、このように更にカット軌道を強めにいれることも、プロや上級者は行うことがあります。

ですが、アベレージゴルファーが普通に「バンカーからまず脱出することが一番」といったような場合には、この言葉は当てはまらないということです。

そこを勘違いしたままやっちゃうと、ダフり気味になったり、砂に深く入りすぎたりしてバンカーから脱出できなかったりといったミスに繋がります。

 

バンカーショットのスタンスとフェイスの開き具合の調整

スタンスの開き具合や、クラブフェイスの向きの調整の仕方について簡単に説明しておきます。

まず開き具合ですが、これは基本的に飛距離によります。

遠くへ飛ばしたい場合はスタンスはあまり開きません。

またフェイスの開き具合はボールの高さの調整に使います。

あごの高いバンカー等高いボールを打ちたい場合などにフェイスの開きを大きくします。

また基本的にフェイスの向きは目標方向(飛球線方向)になります。

 

具体的なバンカーショットに付いては、バンカーショットについての記事を参照していただければと思います。

参考になりましたでしょうか?

皆様のスコアーアップを願っております。