ニチレイレディス 最終日、上位の結果と熊本県出身プロの成績

2012年度LPGAツアー第15戦『ニチレイレディス』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)、千葉県千葉市の袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(6,548Yards/Par72)最終日の結果。

上位陣によるスコアの伸ばし合いを制して優勝を手にしたのは、首位と3打差からスタートした韓国のシン・ヒョンジュ プロ、6バーディー・1ボギーとスコアを5つ伸ばして逆転、後続と僅か1打差で今季初優勝、ツアー通算6勝目を手にしました。1打差2位タイには有村 智恵 プロ・笠 りつ子 プロ、カン・スーヨン プロ(韓国)の3名が並びました。

特に笠 りつ子 プロは、4バーディー・1イーグル・2ボギーの(ー4)トータル(ー10)で上がりの2ホールをバーディーとして、僅かに及びませんでしたが去年までとは違って最終日に耐えて伸ばすゴルフが出来てきたようでしたし、真剣に悔しがっていました。有村 智恵 プロも最終日を7バーディー・3ボギーの(ー4)として二人とも今日は(ー4)、しかも同じ様に16番408y per4で共にボギーとしてしまい、ここが勝負の分かれ目になってしまいました。たられば、を言っても仕方が無いとは判っていますが・・・・、惜しかった。

二人の試合終了後のインタビューです。

有村 智恵  プロ(2位タイ:−10)

「序盤でバーディーの後にボギーを打って、終盤も大事なところでボギーを打ってしまいました。この優勝争いの中で、反省しないといけない。先週予選落ちしたり、正直ここ数週間のどうなるかわからなかった状態を考えると、この2日間はよかったです。追い上げるにしてはボギーが多かった。修正すべき反省点はある」(逆に優勝したシン・ヒョンジュ プロのゴルフについて)「飛距離は出ないけれど、小技が光り、ボギーを打たない自信が伝わってきた。私も小技でゴルフをつくらないといけないタイプ。もっと見習わないといけない。早く優勝したいけれども、反省を生かして頑張りたいです。毎試合勝ちたいと思ってやってますが、今すぐ何か変えるべきか、変えないほうがいいのか、すごく難しいところです。」

笠 りつ子 プロ (2位タイ:−10)

15番では、フェアウェイからの残り110yでピッチングウェッジを使用した2打目はピンのすぐヨコに落ちると、1mほど奥でワンバウンドしてからバックスピンで戻りながらカップに吸い込まれイーグルを奪取!、勢いに乗れるかという直後の16番でのボギーがなければ・・・・。

「悔しい・・・。全然満足してないですね。特に16番のボギーが・・・。ティーショットが右に行っちゃった感じですね。それでセカンドショットがギリギリで、サードも難しくなってしまって。上がり2ホール(連続バーディー)は狙っていけたので、次につながるかなとは思います。」昨年まで「惜しかった~」と2位に終わって安堵の表情を浮かべる笠とは別人のように逞しく見えました。

共に今一歩、何かが不足していたようですが、調子も上がってきていますし、今後に期待しましょう。

その他の熊本県出身プロの成績は以下の通りです。

不動 裕理 プロが4バーディー・ノーボギーの(ー4)としてトータルで2位に1打差の(ー9)5位タイグループに・・・、前半がバーディー取れずすべてパー、後半4バーディとしたもののちょっと遅かったかな・・・・。18位タイグループ(−3)に青山 加織 プロ・井芹 美保子 プロの二人、40位タイグループ(+2)に一ノ瀬 優希 プロ、最終日伸ばせませんでした。最後は52位タイグループ(+5)に豊永 志帆 プロといった結果でした。(55名中)

これで外国勢に7週連続でしてやられてしまいました。なんとかして欲しいものですが・・・。

みんながんばれ〜!、応援してますよ〜〜!!。