ゴルフ用語辞典 オールスクエアー(All square)

前回は皆さん良くご存じだろうという事で、記載していませんでした。オールスクエアー(All square)ですが、漏れの無いようにと言う意味で記載します。

オールスクエアー(All square)を辞書で引いてみますと、以下のような解説が出てきます。

(1) ゴルフなどで互角の

(2) スコアーが同点で

(3) 貸し借りなしで

もう少し正確に記載しますと、ゴルフのマッチプレーの勝敗の表示方法の一つで勝負がついていない場合をオールスクエアー、もしくはオール・イーブンと言います。スクエアーというのはご存じだとは思いますが、四角形という意味ですよね。それが何故互角・同点の意味になったのでしょう?

四角形のイメージとして四隅が対等に組み合わされてできている。 ⇒ 敵味方が対等に組み合っている といった意味になったのでしょうね。またイーブンの意味は、もとは平らという意味なので、同一平面上にある ⇒ 出来不出来がなく(凸凹でなく)平ら ⇒ 対等・同等と言った意味になったようです。

また、イーブンには「偶数」といった意味もあるそうです。

ゴルフがマッチプレーで争われていた時代(昔はストローク勝負ではなく、ホールごとの勝敗を競っていました)、先に打つ方を Odd (奇数)、これに後から打った方が並んだ場合にライク(Like 同じ)とか、イーブン(even 偶数の)といった声を掛けてゲームが進行してたそうです。と云う訳でイーブン(偶数)と言ったことが今でも残っていると云う訳ですね。

当然ですがスコアーが良い悪いではなく、そのホールで勝ったか、負けたか、もしくは引き分けだったのかが問題だったようです。