ゴルフの科学的考察 手軽にできるトレーニング その六

ゴルフのTV中継の視方!?

皆さんはほぼ毎週(シーズン中はですが)と言ってよい位中継されているゴルフトーナメント、男女は問いませんが見ていらっしゃいますか?私は男子の方は結果だけは見ます。女子の方は、直接見るか録画してチェックしています。そうしないと、記事が書けませんので・・・・・・・・。

何故上記の質問をしたのか?といいますと、TV中継をただ漠然と見ているのはもったいないと思うからです。???何がもったいないのかと言いますと、トッププロが出場している訳ですし、その技術・テクニックを見ることができる絶好の機会だからです。しかもそのほとんどで、高速撮影した超スローモーションのスイング映像も見られるわけですから、参考にしないともったいないですよ。

ただし、ただ漠然と見ていたのでは見逃してしまいますので、それなりにTVのトーナメントを見る際の注意点についてお話ししてみます。まぁ、トーナメントの観戦ですのでその関心の第一はショットの結果になってしまいボールの行方を追ってしまいがちなのは否めませんよね。では、どういった点に注意すれば良いのでしょうか?

プロのショットを見る際には、その全体を見ようとしないことです。例えば自分の欠点が左腕の動きにあるとした場合(プロの技を盗みたい・参考にしたいのであればですよ)、各プロの左腕の動きにポイントを当てて視てはいかがでしょうか?単に見るのではなく、視る(調査するという意味が含まれています)のです。

見るところは、腕に限らずグリップでも腰でも、足のさばきでも、腰の回転、・・・・・・なんでもOKですよね。このように「体の一点の動きを視ていること」です。こうすると、余分なことに煩わされることなく、参考になるプロのスイングが判り易くなります。例示した左腕の動きなどは、多くのレッスン書にも「左わきを締めて・・・・」といった記載がありますよね。文字で読むだけではなかなか実感が伴いませんし、その程度もはっきりしませんよね。ですがTVの映像で多くのプロの動きを視ると、その特徴・共通点・違い等が良く判ると思います。

必ずしも左腕は脇についていませんし、逆にやや開いているプロが多いことにも気付かれることでしょう。ただし、よく言われるフライイングエルボーと言われるような開き方ではなく、体幹の枠から外れない範囲で開いているといったようなことが判ると云う訳です。・・・・・このように映像を見ていることで、脳内に強くイメージが残されます。前回までにお話しした、イメージトレーニングの際にはっきりとした映像・イメージとして思い出すことができると云う訳です。

もう一つ、方法があります。しかしながら長くなってしまいましたので、続きは次回という事で・・・・・。