ゴルフ用語辞典 ヘッド(Head)
ヘッド(Head)、辞書で意味を調べてみますと、以下のような記載があります。
可算名詞 (知性・思考などの宿る所としての)頭・頭の働き・頭脳・知力・智恵・推理力・理知
と言ったことから始まり、指導的地位のこと、頭、長の意味、ものの先端部、前面の意味、と言った多様な意味があります。
ゴルフで云うところのヘッドとしては、「面長なフェースを持つクラブの先端部」と言った感じでしょうかね。
ルールブックに記載されているのは、ボールを打つフェースを含むクラブの先端部分として、ルール第4条1-b と、「付属規則」によって、厳密な規定が決められています。以下にちょっとだけ記載してみますね。
1-a 通則
クラブは球を打つために使用するようにデザインされた用具であり、一般にウッド・アイアン・パターの3つの形式に分かれる。 以下 省略。
1-b 調節性
すべてのクラブは重量調節のための機構を持つことができる。その他の調節性についてもR&Aの評価に基づき認められることがある。認められるすべての方法について以下の要件が適用となる。
(ⅰ)容易に調節できるものではないこと
(ⅱ)調節可能部分はすべてしっかりと固定され、ラウンド中にゆるも事の合理的な可能性がないこと。
(ⅲ)調節後のすべての形状が規則に適合すること。
正規のラウンド中、クラブの性能は調節やその他の方法によって故意に変更され手はならない(規則4-2a 参照)
※調節のための機構を持つことができるといったうえで、容易に調節できるものではないこと・・・・?????? 変なの!
1-c 長さ
クラブの全長は18インチ(0.457メートル)以上でなければならず、パターを除いては48インチ(1.219メートル)を超えてはならない。
ウッドとアイアンの長さの測定は図1に示すようにクラブを水平面に置き、ソールを60度の面に当てて行われる。クラブの長さは、「二つの面の交差点からグリップの上端迄の距離」と定義されている。 以下省略
この他にも、「ヒールからトゥまでの長さは、フェースから背面(バック)までの距離よりも長くなければならない。」とか、「ヘッドの形状は通常単純なものでなければならない」とか、「ボールを打つフェイスは1面のみでなければならない」と言ったようなものが記載されています。
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