ゴルフ用語辞典 メイク・ザ・カット(Make tha Cat)

メイク・ザ・カット(Make tha Cat)とは?プレー用語です。我々アマチュアにはあまり関係がありませんが・・・・、プロにとっては結構大事な部分になります。

大会(トーナメント)の予選で「予選カットラインを通過して決勝進出を果たすこと」という意味になります。米語(アメリカン・イングリッシュ)の口語で正式にはクオリファイド(Qualifide)といいます。辞書で調べてみますと・・・・・。

【形容詞】
1-a 資格のある適任の免許[検定]を受けた.

1-b 〔…の〕資格があって

1-c 〈…する〉資格を持って; 〈…するのに〉適して

2 制限[限定]された条件付きの.

といったような記載があります。あと、「合格した」といった意味もある様ですね。

 

いずれにしても、ゴルフ用語としては「予選通過(予選通過に合格した)」といった意味ですね。この所のPGAツアーでは、144名の参加者の中から2日間36ホールの予選を行い、トータルで上位60位以内、もしくはトップから10打差以内のプレーヤーまでが決勝進出となります。

決勝進出者にはたとえ最下位でも賞金が出るのですが・・・・、予選通過できないと何も出ません。厳しいですよね。当然のことですが、出場のための交通費から練習ラウンド等のグリーンフィー、宿泊費、食事代といった経費がずしりとプレーヤーの肩にのしかかってきます。

噂では、多くのプロが稼ぐことができないまま、多額の借金を抱えているとのことですが・・・・・、考えると怖いですよね。だからこそ多くのプロがツアーのシード権争いに躍起になると云う訳ですね。シード権さえ取れれば、賞金がゼロではありませんので、いくらかでも赤字を減らすことができると云う訳です。

ちなみに、予選通過できなかった場合は、「Miss tha cat」、あるいはディスクオリファイド(Disqualified) ⇒ (Disdqualifyの過去形)と言います。訳語は「失格と判定する」といった意味になります。