ゴルフ用語辞典 レイク(Rake)

ゴルフ用語辞典  レイク(Rake)、どこぞの消費者金融屋さんではありませんよ。所謂、日本語で「レーキ」と呼ばれている柄の長い熊手の事です。

英語的な発音をすれば、レーキではなく、 レイク なのですよ。

辞書で引いてみますと、以下のような記載があります。

【名詞】【可算名詞】

1 a (干し草落ち葉などをかき集めるための)くま手.

b (ならすための)まぐわレーキ.

c 火かき.

2  (賭博場の)()け集め道具.

【動詞】 【他動詞】

1  a 場所を〉レーキどでかいてならす.

b 〔+目的語+補語〕〈場所を〉〈…に〉かいてならす.

 

元々の語源は、ラテン語の「regula」(ものさし・定規)から派生した「reg」(真っ直ぐな棒=杖)に由来しているそうです。「reg」レッグを持つ手は古来、右(right)と決まっていたとのことで、なぜなら左(left)はエジプト語のlyft(弱い)に繋がり、正義や権利を表す言葉ではなかったからだそうです。

「Right」正しく力のある人、それは現世では王様(King)が体現していると考えられていたそうで、そこからラテン語の現国王を表すRex、現女王をRegina、フランス語では「Roi」となる訳です。

そこから英語の「Royal・ロイヤル」(王室の)と言う言葉が生まれ、富(rich)に恵まれ、規則(rule)を制定し、その結果、富と権力を持つ支配者(ruler)となったということのようです。

ゴルフに於いてセント・アンドリュースが世界の頂点であるのも「Royal & Ancient」という敬称が許されているからですよね。