「100切り」の意味付けと意識の持ち方

多くのゴルフ初心者が目標としているものと思われる「100切り」、切れそうで切れない所謂「100の壁!」ですが、なぜ直ぐに達成する人といつまでも時間がかかる人とがいるのでしょうか?

スコアーが「100を切る」ということは、一応周りの人たちにさほど迷惑を描けないで、接待ゴルフにも参加しても良い、これくらいの腕であれば、一緒に回れるという一応の目安とされていますよね。そのことがスコアー以上の付加価値を持たされて、実際以上のプレッシャーとなっているようです。

多くのスポーツや勝負事で経験値と比例しない場合というのは、そう多くはないと思うのですがどうでしょう?普通であれば、経験値に応じて巧拙の差が出てくるものでしょう。ところがゴルフに関しては、直ぐに「100切り」を達成する人と、そうでない人の差が極端ですよね。

なぜこの差が出るのでしょうか?ズバリ!ゴルフという競技がその人(プレーヤー)のメンタルの影響をもろに受けているからだと思われます。なかなか100を切れない人の思考回路として「なんとか100を切りたい」とそこ(100を切ること)に集中(こだわり過ぎて)してしまっていて、その先の90台80台のイメージを浮かべることが出来ずに、もっと賢明なコースマネジメントを立てることへ意識が向いていないからです。

100というスコアーはあくまでも通過点であると認識するだけでここから脱出出来るのではないでしょうか?目標設定を上手に行うには、出来る目標から取り組む事、最初から過大な目標を立てないで努力すれば90%以上の確率で達成できる目標にして、次の目標。その次の目標と小刻みに目標設定をすることです。

多くのゴルファーの内で「」100を切る」までさほど時間がかからなかった人は90台80台も比較的早く達成しているのではないでしょうか?逆にいつまでも100切れない人は、何時まで経っても100の壁の前でウロウロしてるのではないでしょうかね。

長くなりましたので、続きは次回ということで・・・・。