ラウンド中は、誰を頼りにしていますか? 2

前回からの続きです。

具体的な方法として、例えば・・・

クラブの番手を選ぶ際に、耳元で「その番手で大丈夫か?一番飛んだ距離なら届くけど・・・、確実にするにはもう一番手上げようか」とか、「アドレスの方向もう一回確認して見ようか?」とか、「ちょっと、アドレナリン出すぎていないか?深呼吸してみようか」などと、囁いてくれるのです。

ついつい自分勝手な判断で悪い方に集中してしまっている自分に対して、正直なもう一人の自分」を意識することで「客観的な第三者からのアドバイス」が得られるのです。逆に言えば、正直な自分を意識するというのは、客観的な判断をするためには不可欠ではないでしょうか?

ピンチになった時や、逆に調子が良すぎる時に冷静で正直な自分を意識できれば、落ち着いたプレーが出来るでしょう。

 

この方法は、同伴者がどんな人間(場合によっては、嫌いな人や、虫の好かない人との同伴もあるでしょう)でも、メンタルを冷静に保てますし、心理的な動揺も抑えてくれます。

但し、「正直なもう一人の自分」の判断が常に正しいというわけではありませんので、注意しましょう。

いくら冷静で正直といっても、自分以上の経験があるわけではありませんからね。

それでもいないよりは、いたほうが断然有利です。

 

コースにおける様々な場面、「さあ、どうすべきかな?」「いやいや、風が思ったより吹いていそうだよ」「たまには攻めてみたら」「さあ!残り3ホール気持ちを緩めないようにしようか」「ご苦労さん、頑張ったね。」「次もよろしく!」等、もう一人の自分との会話が楽しめれば、それだけで貴方はメンタルで、十分な余裕を持ってラウンドすることが出来るということになります。

お試しあれ!