ゴルフ用語辞典 テキサスウェッジ(Texas Wedge)

テキサスウェッジ(Texas Wedge)は、プレー用語として、使われている言葉になります。

グリーンの外からパターでボールを転がしてアプローチすること」と言えば良いでしょうか。

米国のPGAツアーで。B・ホーガンやB・ネルソン等のテキサス出身のプロ達が、スコアーを重視して見た目はやや可怪しいけれど、「確実に寄せる」ために盛んに行ったことから、この呼び名がついたようです。

というのも、テキサス州のゴルフ場では荒れ地にコースを造成したところが多く、風が強くて芝付も悪かったため、ウェッジで上げて寄せようとするとミスが多く、スコアーをまとめるためには、転がして寄せたほうが危険も少いといった事情が有ったようです。

最近は、グリーンの外からパターやウェッジではなく、3W(スプーン)等を使って寄せる場面を見ることが有りますが、その理由は?と考えてみると、最近の3Wはフェイスがシャローで広く、多少ダフリ気味に打ってもしっかりボールを捉えてヒットしてくれます。また、3Wはパターよりもロフトが有り、ボールが転がる際に芝や地面の影響を受けにくく、グリーンに乗った時もスピンが効いた形で、あまり転がらないといった効果が期待できるからのようです。

ということで、ボールはスムーズに出て行き、ツアー用の早いグリーン上のピンでも比較的簡単?(プロにとっては)に寄せる事ができるということのようですね。

勿論、アマチュアの我々でもチャレンジすることは可能(禁止されているわけではありませんので)ですが、プロのように上手く行くかどうかは、保証の限りではありませんよ。(笑)

グリーンの外からキャリーとランの割合を考えて、8・7・5番等のアイアンで寄せを試みることは少くないですが、さすがに3W・5Wでの寄せは私も試したことはありませんが、皆さんはいかがですか?。