タメを作ったら、開放する!!上手く解放できていますか? 其の壱

巷のレッスン書や雑誌に掲載される記事の中で、もっとも出現回数が多い項目の一つと思われる「タメを作る・タメを作るとは?」というもの。皆さんはいかがですか?上手く「タメ」作れていますか?

レッスン書でもくどく言われている「コックを解かないように、真直ぐ腰のあたりまで引き下ろす」という指導、この指導のために特に手首の角度(コック)を維持しようとして、グリッププレッシャーが強くなりすぎると、リリースのタイミングを逃してしまって、クラブヘッドが極端に遅れた状態になり、プッシュアウトやスライスが出やすくなるというミスが起こりやすくなるという弊害が起こってしまいます。

ご承知のこととは思いますが、「タメ」は手首のコックをして固めれば良いという訳ではありません。腰の回転と上半身(肩)の回転差(捻転差)と回転の始動開始の時間差(タイムラグ)によって作られるものですよね。

右足の拇指球に重心が移動してテイクバックのトップに至る直前から逆に切り返して、左足の拇指球に重心が水平移動することをダウンスイングのきっかけにして、その後腰が回転を始めます。この時点ではまだ上半身(肩は)は横回転せず、グリップを下へ引き下ろす動きで僅かに縦方向(下側へ)回転します。

その後トップからグリップ(手首)がコックを解かないまま、真直ぐ右腰の辺りに降りてきたら、上半身(肩)の横回転が開始されます。この腰と肩の回転開始の時間差が感じられれば、正しい「タメ」を作れているスイングとして良いでしょう。 ※1:厳密に言えば肩の回転は主に縦方向で僅かに横へも回転しているので、斜め下へ回転していることになります。

「タメ」は、上記のように体の各部を動かす順番が正しければ、自然にできる動きなのです。

体重移動(重心移動)の際に注意しておきたい点として、左右の足の内側でしっかりパワーを受け止めること、左右の拇指球に体重をしっかり乗せること、膝が流れたり、腰が余分にスウェーしないようにすることです。

長くなりましたので、続きは次回以降ということで・・・・・。