ゴルフ用語辞典 スイートスポット(Sweet Spot)
辞書で「スイートスポット」を引いてみますと、以下の様な記載があります。
ゴルフのクラブやテニスのラケットなどで、ボールを打つのに最適の個所。最適打球点。
この通りなのですが、もう少し詳しく科学的な説明を試みて見ましょうか。
物体にはその重量(全重量)の中心「重心」があります。ゴルフクラブで言えば、クラブヘッドの重心からヘッドのクラブフェースに垂線を引いてクラブフェイスと交わった交点が「スイートスポット」ということになります。
ここでボールをヒットすると、最も衝撃が少なく、飛距離が出て、尚且つ曲がらない(正確には曲がりが小さい)打球が打てます。
各ゴルフクラブメーカーさんがそのクラブ性能を発表される場合は、「スイートエリア」という言葉で表現され、最近ではクラブヘッドの大型化に比例してそのスイートエリアも広がっているようです。
その宣伝文句に曰く、「多少インパクトがずれても、クラブが仕事をして真っ直ぐ曲がらないボールが打てます。或いは、広いスイートエリアで易しく打てます・・・etc」などといったコピーが並びます。
スイートには甘い・気持ちの良い・快いという意味がありますが、プロ志望の友人曰く、「手応えがない!?⇒もっと芯を食った手応え(感触)が欲しい!」と言った意見(少数意見)もありました。
確かに芯を食った時は、「ほとんど抵抗がなくいつ・どんな感じで当たったの?」みたいな感想を持たれた経験が皆さんにもあると思います。
良い悪いは別にして、結果的にはそうなるようです。
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