ゴルフ用語辞典 クラブフィッティング(clubfitting)

クラブフィッティング(clubfitting)

「クラブフィッティング(clubfitting)」

この言葉は、辞書にはありません。そのまま「clubfitting」もしくはclubfittingする・・。と出てきます。

 

完全にゴルフ用語でしかありません。

トーナメントで活躍するプロゴルファーが驚異的パフォーマンスを発揮できるのは、高い技術力プラス、完璧な「クラブフィッティング(clubfitting)」の結果なのです。プロのクラブが、事前のテストの結果を踏まえて、ロフトやライ角、シャフトの長さや重さ、フェースアングル、総重量など、そのクラブを使うプロゴルファーの体格や筋力・技術に合わせてベストのパフォーマンスを引き出せる組み合せになっているからこそ、難コースをいとも簡単に(ではないかもしれませんけどね)攻略できるというわけです。

しかし、自分にぴったりのクラブがパフォーマンスを向上させるというのは、何もプロに限ったことではありません。むしろ、アマチュアにこそ、「クラブフィッティング」が必要だと云われていることをご存じでしょうか?。というのも、市販のクラブというのは概ね、身長170㎝前後で、5番~6番アイアンで160ヤードくらい打てる体力のゴルファーをベースに設計(調整)されているようなのです。

ですので、ほとんどのゴルファーにとって、市販クラブはどこか必ず自分に合わない部分があると云われています。クラブメーカーやゴルフショップが行っているフィッティングを受けて、自分に合ったクラブを購入(あるいは調整)すれば、人によっては劇的なパフォーマンスの変化も起こる可能性があります。

ちなみに、クラブフィッティングは思ったよりも簡単で時間もかかりません(少しずつ設定の違う同じモデルのクラブを順番に打って、結果を比較するのが一般的。長くて1時間程度)。また、フィッティングをしたからといって、必ずクラブを購入しなければならないというわけでもありません。と云っても小心者の管理人はなかなかショップへ行って「クラブフィッティングを受けたいのですが・・・」とはなかなかいえそうにありませんけどね。

勇気のある人は、気軽に試打感覚でフィッティングを受けてみるというのも、悪くないかもしれませんよ。