接待ゴルフの十か条

「接待ゴルフの十か条」というものがあるそうです。 果たしてその内容は?

一般的な「接待ゴルフ」についてのイメージというか、その意味するところというと、「 目前の商談をうまく纏めるために」とか、「仕事上の便宜を図ってもらうため」に などと考えるのが普通ではないでしょうか?。本音を言えば、ゴマをすったりとか、本当はOBだったはずなのに「セーフでした!」と別のボール(事前に同じメーカーの同じ番号のボールを用意して)を用意したりとか、空振りや、チョロを見なかったふりをするとか・・・妙に悪いイメージの方が勝っているような気がしますが、みなさんいかがですか?。

本来の意味での「接待ゴルフ」とは、 顧客に感謝の気持ちを 表したり、その顧客のニーズやこちらに対する本音を聞くために行うべきものではないでしょうかね。ビジネスに於いて最も大切な概念は 「価値」 と 「信頼(信用)」 と言っても過言ではないでしょう?。ビジネスでの成功はまず始めにそうしたビジネスの本質を 正しく理解した上で、双方の利益と互いの貢献度合い、信頼関係の構築を計り、更に関係を深めるといった目的・手段が必要であると思われます。これを踏まえた上で、 接待ゴルフが どうあるべきかについて考えて頂きたいと思います。

偉そうに行って申し訳ありませんね。当サイトのメインの訪問者を比較的若い人達、あるいはゴルフを初めてそんなに時間が経過していない人達を想定しております。そういった人達へのアドバイスと言うところが主目的なので、そうでない方には大変おこがましい物言いであったかとは思いますが、ご容赦くださいませ。決して悪気はございませんのでお察し戴ければ幸いです。

ということで、「接待ゴルフ」の具体的な目的としましては、”街中の雑踏を離れ、緑と青空の下に 一緒にゴルフで汗をかいて、食事を楽しむこと、プレーの後はひと風呂浴びて裸の付き合いの中で仕事以外の事や ゴルフ談義に花を咲かせること。” これで互いの性格や考え方が理解でき、その距離が グーッと近付き、親近感が増すのではないでしょうか。そうした「特別な時間と環境を分かち合うこと(これが最も目的となる部分)」が ビジネスの世界での信頼感を醸成し、尚且つ 良好な人間関係の確立に一役買うことは間違いないでしょう。この様な関係を構築した上で相手のニーズや本音を聞きだせれば、 先方に対して本当に価値あるサービスの提供も可能になるものと思います。

 

こういった形での「 接待ゴルフ」 こそが、 あるべき姿と思うのですがいかがでしょうか?。ということで、 以下の「接待ゴルフの十か条」というものを参考にして戴ければと思います。

① 足手まといになるようなゴルフの腕前では参加不可(100を切れる実力が目安)

② TPOを考慮したゴルフ場選びの見識を持つこと(自分なりの接待ゴルフ場のリストを作成しておく)

③ ドレス・フォー・サクセス(趣味の悪いゴルフウェアーや粗末な道具は避けること)

④ 正しいマナーでルールを守ってプレーすること(正しいマナーとルールの知識は必須)

⑤ フェアープレーの精神でスピード・プレーと真剣プレー

⑥ ゴルフコースを相手としてプレーし同伴者に対して変なライバル意識を持たないこと

⑦ 楽しいラウンドの為の配慮は必要であるが、お世辞や過ぎた気遣いは逆効果

⑧ 言い訳や愚痴は厳禁(ネガティブな人間性・性格が出やすいので要注意)

⑨ 握りは極力避けること(必要であれば賞品システムで)

⑩ ゴルフの時にビジネスの話を自分からはしないこと(必要であればゴルフの後に)

 

以上なのですが、長くなりましたので詳しい解説は次回以降で・・・・・・・・。