素ダボ(double bogey without a penalty)

何度か以下のことについてはみなさんにお伝えしてきているとは思うのですが・・・・・・・・・・・・。

18ホールをすべてボギーで回ると、スコアは90になりますよね。となれば、必然的にひとつでもパーを取れば、80台になる訳です。理屈では難しいことではなく、すんなりと合点がゆくと思います。と言うことはつまり、80台という結構良いスコア-を出すためには、パーやバーディを狙うよりも、いかにダブルボギー(以下、ダボ)以上の大叩きホールを作らないといったことの方が確実で気分的にも楽に取り組めるのでは無いかということです。

経験豊かな上級者ほどその理屈がわかっていて、ダボを打つことを嫌われるのですが、特に「素ダボ(double bogey without a penalty)」は嫌われますね。素ダボとは、OBやウォーターハザード、ロストボールなどのトラブルが無いにもかかわらず、ダボになってしまう場合のことです。素ダボの「素」には、技術的には当然避けられるはずなのに、自身の散漫なプレーによってダボになってしまった、という自嘲の意味が込められているという訳です。

ボギーペースで回れれば、その内の一つや2つくらいはパーが取れるでしょうから、そうなればちょっとは鼻高々で「なんとか80台で回れましたよ」と内心ではウハウハしながらも「謙遜して」周りに言えるのではないでしょうか?。
ちなみに、プロの場合、そもそも滅多にダボを打ちませんよね。多くのプロのボギー率は一桁の2%前後だと思われます。もちろんアンダーパーがトーナメントの上位・優勝には必要でしょうから当然と言えば、当然なのですがね。何れにしてもアマチュアの我々はボギーペースで回れることを心に置いて気楽に回ったほうがより良い結果に繋がりそうです。